この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。
アパマン平岸駅前店は127件消臭せず
昨年12月に札幌市豊平区で起きた爆発事故は、不動産仲介会社が店舗にあった消臭スプレーの大量の在庫を一気に処分しようとしたことが原因でした。
HTBニュースの報道では、爆発元となった「アパマンショップ平岸駅前店」では、爆発当時の店長が在任していたおよそ2年間、除菌消臭の施工の申し込みがあった215件のうち127件で代金を受け取りながら除菌消臭をしていなかったことが判明したということです。
APAMANでは、スプレーを使った除菌消臭の施工をしていなかったことがわかった顧客には、謝罪と返金をしたとしています。
しかし、実際に返金を受けた人は、2万1600円のコンビニの振込用紙にフルネームを記載して返送しただけで、控えも謝罪文もないと語っています。
APAMANは、今後も消臭スプレーの施工について調査を継続し、施工していないことを確認した場合には速やかに謝罪及び返金をするとしていますが、謝罪文もないのはいかがなものでしょうか。
今回とても不思議なのは、これだけの事故を起こしておきながら公な処分が発表されていないことです。
行政からの調査も行われていない様子で、被害者側としては納得感がありません。
この「アパマンショップ平岸駅前店」以外の店の調査の結果も知りたいところです。