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函館市消防局が謝罪会見
函館市消防本部の職員が時間外手当を不正受給した問題で消防長らが謝罪し、不正受給は2012年ごろから始まっていたという調査結果を公表しました。
きょう開かれた函館市議会の総務常任委員会で謝罪したのは函館市消防本部のトップ、近嵐信幸消防長らです。
参照:HTBニュース
消防は不適切な申請について、「2012年ごろに管理職の発言を誤解したことから始まったと推測される」とした調査内容を発表しています。
そうすると7年間、「誤解」で不正受給が行われていたことになります。
不正受給の内容
同本部によると、不正をしていたのは本部と北消防署、東消防署の職員で、全体の約7割。
本来、時間外手当は仮眠(休憩)中の職員が災害対応などで出動した場合に支払わますが、勤務時間内の出動についても「時間外」をつけて虚偽の申告をしていました。
この虚偽の申告について消防本部では、「2012年ごろに管理職の発言を誤解したことから始まったと推測される」としています。
管理職の発言を誤って解釈したのなら、仕方がないと思いますが・・・。
職員の残り3割は誤解していなかったのでしょうか?
匿名の告発情報で発覚
この不正受給については、匿名の告発情報が寄せられ調査した結果発覚したと報じられています。
このような特殊な手当については、内部にいるものかいたものしか知り得ない情報です。
さすがに、7年間も給与課が気づかないというのも不自然です。
それに「誤解」で、関係者を処分するというのもどうかと思います。
「誤解」というより、組織ぐるみで行われていたと思うのは私だけでしょうか。