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札幌学院大学で未成年に飲酒強要
札幌学院大学の「よさこいサークル」で未成年の学生が飲酒を強要された問題で、大学はサークルを3か月間の活動停止にしたと発表しました。
札幌学院大学のよさこいサークルで、ことし5月未成年の学生が上級生から複数回にわたり飲酒を強要されたことが発覚。
大学は「未成年部員の半数以上の飲酒が発覚した」として、サークルを26日から3か月間の活動停止の処分としました。
大学が飲酒強要発覚後、「よさこい」への参加認める
札幌学院大学では「調査に2か月を要した」としています。
この「よさこいサークル」は6月のよさこいソーラン祭で優秀賞を受賞していて、大学は問題を把握しながらも出場を認めたことになります。
おそらく、この「優秀賞」は取り消されるものと思われます。
小樽商科大学の飲酒事件
北海道では2012年に小樽商科大学で飲酒での死亡事件があり、それ以来大学では飲酒について厳しい姿勢で対応していました。
北海道小樽市の小樽商科大で飲酒したアメリカンフットボール部1年生部員の木戸圭司さん(19)が急性アルコール中毒で死亡した問題で、大学は12日、4年生の選手、マネジャーら8人を無期停学とするなど計71人の処分を発表した。同日付で同部を廃部にした。
山本真樹夫学長が報酬の10分の1を3カ月、大矢繁夫副学長ら理事3人が報酬の10分の1を1カ月返上する。
大学によると、無期停学は主将、副将を含む4年生の選手やマネジャーのリーダー、コーチ役の学生。4年生のマネジャー3人は1カ月の停学。ほかに2~3年生の選手23人を2週間の停学、マネジャー16人を訓告、1年生部員21人は厳重注意とした。全員木戸さんが飲酒をした部のバーベキューに参加していた。
日本経済新聞より引用
事件が風化してしまったのか。
それとも大学生の悪ノリか。
今回は学生だけでなく、大学側の対応の甘さが問題視されています。