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自分の子どもをプラスチック製のバットで叩く
自分の子ども2人をプラスチック製のバットで叩くなど虐待したとして、38歳の父親が逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市清田区の会社員、藤田一義容疑者(38)です。
藤田容疑者の逮捕容疑は、6日午後10時半ごろ、自宅で10代前半の長女と長男の背中などをプラスチック製のバットで殴ってけがをさせ、札幌市郊外の霊園近くに放置した疑いです。
しつけもやりすぎると「虐待」
6日夜遅く、長男と長女が札幌市南区の霊園近くの路上にいたところを車で通りかかった女性に保護され、2人はその後警察に「父親に置き去りにされた」と話しました。
2人の体には父親に叩かれたとみられる、「あざ」がありました。
警察の調べに対し、藤田容疑者は容疑を認め「しつけの一環のつもりでやった」と話しているということです。
一見「しつけ」のようにも見えますが、子どもを叩いてあざを作り自力では戻ってこれないところに夜放置して「しつけ」というのは厳しいと思います。
南区と清田区では20キロ以上離れている
南区のどの霊園かは不明ですが、清田区からはおおむね20キロ以上離れています。
そこに、放置された子どもは自力では自宅に帰れません。
おそらく実名報道されていることから、父親の暴行は今回ばかりではなかったと思われます。
霊園の近くに悪さをした子どもを置き去りにすれば、子どもは悪さをしなくなるかもしれませんが、藤田容疑者はその後どうするつもりだったのでしょうか。
「しつけ」か「虐待」か。
どんなに子どもがいうことをきかなくても「あざ」ができるくらい叩き、夜中に自力で帰れないところに置き去りにすれば「虐待」でしょう。