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北洋銀行北24条支店で男が大暴れ
17日午前、札幌市北区の北洋銀行内で利用客同士のトラブルがあり、自称札幌市東区の職業不詳、竹内太刀夫容疑者(56)を逮捕しました。
参照:UHBニュース
真ん中のスキンヘッドの男が竹内容疑者です。
竹内容疑者は17日午前9時30分ごろ、札幌市北区北23条西4丁目の北洋銀北24条支店内でほかの利用客の男性と口論となりました。
竹内容疑者はその際、首に掛けていたカッターナイフを投げつけたほか、折り畳み式ナイフを持ち暴れたため、駆け付けた警察官に銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。
首に2本の刃物をぶら下げていた竹内容疑者
竹内容疑者は首に2本の刃物をぶら下げていました。
銀行内でぶつぶつと呟く竹内容疑者に対し、「うるさいので、静かにして下さい」と男性客が注意すると、竹内容疑者は激昂。
参照:HTBニュース
首にかけていたカッターナイフを見せ「おれは刃物を持っているんだぞ!」というとカッターナイフを床に放り投げました。
そして、もう一つ首にかけていた、折りたたみナイフを広げようとしたところ床に落とし、銀行員が折りたたみナイフを素早く拾い上げ、カウンター内に持ち込んだということです。
竹内容疑者は「弁護士が来るまで何もしゃべらない」と話しています。
昨年は札幌駅のアイヌ像の矢を盗む
この男の名前は聞いたことがあると思い調べたところ、昨年札幌駅でアイヌ像の矢を盗んだ男でした。
昨年の6月12日に、JR札幌駅構内に設置されているアイヌ民族の木像から装飾品の矢を盗んだとして、札幌・北署が窃盗の疑いで住所不定、自称建設作業員、竹内太刀夫容疑者(55)を逮捕しています。
この時の逮捕容疑は12日午前8時55分ごろ、札幌駅構内で、アイヌのエカシ(長老)を模した木彫りの像から装飾品の矢1本を盗んだ容疑でした。
竹内容疑者は「芸術的なものに興味があった」と容疑を認めています。
危険人物であることには間違いない
竹内容疑者は、首から刃物をぶら下げている自体がすでに危険な人物です。
銀行内で注意した男性も、まさか首に刃物をぶら下げているとは思わなかったのでしょう。
実名で報道されていることから、刑事責任能力はあると思われます。
不起訴になったとしても、竹内容疑者を札幌の街にまた出すのは非常に危険だと思います。