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室蘭の警察官が、呼気検査で基準値の4倍を超えるアルコールが検出され逮捕されました。
この警察官は、18年に空き巣に入られた家の被害届を強引に受理しなかった疑いももたれています。
警察官が飲酒運転で逮捕
20日未明札幌で飲酒運転をした疑いで室蘭警察署刑事1課の巡査長、横山聡(よこやま・さとし)容疑者(28)が逮捕されました。
横山容疑者は20日午前1時40分ごろ、札幌市厚別区厚別中央1条5丁目の道道で酒気帯び運転をした疑いで現行犯逮捕されました。
呼気から基準値の4倍以上のアルコール
呼気からは基準値の4倍以上に当たる1リットル当たり0・62ミリグラムのアルコールが検出されたということです。
横山容疑者は白石区の実家に帰省中で、調べに対し「友人と厚別区の居酒屋に行きビールやワインを2時間ほど飲んだ」「居酒屋の後に行ったカラオケ店から数百メートル運転した」と容疑を認めているということです。
空き巣事件の被害届けの受理を拒否
この横山巡査長は、「みねさん」という方が書いたブログで、空き巣事件を「事件として取り扱えません。」と事件にするのを拒否した警官と同一人物だと思われます。
https://ameblo.jp/frying-dutchman/entry-12376019680.html
「みねさん」のブログによると、横山聡巡査長は空き巣に入られた「みねさん」の被害届けを、ほとんど調書もメモも取らずに『玄関が壊されていないし、窓も壊されていないので、事件として取り扱えません』といって逃げるように帰ったようです。
警察は被害届を受理しない傾向がありますが、これはひどい。
「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」の事業者の責務は
札幌市のHPでは
平成27年12月1日に、飲酒運転根絶のため「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」が施行され、道民一丸となった飲酒運転根絶対策を推進しておりますが、未だ飲酒運転に絡む悲惨な交通事故があとを絶ちません。
飲酒運転を根絶するため、市民のみなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
主な責務について(抜粋)・道の責務~飲酒運転の根絶に関する総合的な対策
・道民の責務~道の施策への協力、飲酒運転の制止努力義務等
・事業者の責務~従業員に対する教育・指導等、(飲食店等の場合)飲酒運転の防止に関する文書の掲示その他の措置等
札幌市HPより引用
とあります。
この場合、道警は事業者の責務を欠いていたことになり、「条例違反」になります。
ただでさえ飲酒運転で悲惨な事故が起きている北海道。
警察のモラルが問われます。