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札幌市民が楽しみにしている北大の「金葉祭」。
この秋のイベントが強迫メールで中止になるという前代未聞の事態となりました。
金葉祭が脅迫メールで中止
紅葉が見頃を迎える北海道。
北海道大学では、毎年この時期に学生たちが主催して大学構内にあるイチョウ並木をライトアップする「金葉(こんよう)祭」というイベントを開いていて、ことしも、関連の催しを含め25日から27日まで開催される予定でした。
#北大 の #イチョウ並木 には何度か足を運びました。
— UMIUMI (@umiumi2010) October 21, 2019
昼間の並木道もキレイだし、夜のライトアップもまたよし。
準備してきたみなさんはさぞ無念だと思います…#金葉祭 pic.twitter.com/g14DRf09ds
この金葉祭が脅迫メールで中止になるという事件が発生しました。
脅迫メールの内容
18日になって大学側にイベントの出演者や学生らに「危害を加える」などと脅迫するメールが届いたということで、大学は、安全の確保を最優先にする必要があるとして21日夜、ホームページでイベントの中止を発表しました。
10月18日(金),北海道大学宛に,10月25日(金)に開催を予定していた金葉祭の関連イベント及び10月26日(土)・27日(日)に開催を予定していた金葉祭の出演者,学生及び来場者に対し,危害を加える旨のメールが届きました。
本学では,学生及び関係者の安全確保を最優先と考え,金葉祭を中止することとしましたので,お知らせいたします。
北海道大学HPより引用
この脅迫メールには「ガソリンをまく」とか「無差別殺人を起こす」などと書かれていたということです。
北13条通りからは紅葉は見れます
今回、金葉祭は中止になりましたが、北13条通りからはイチョウ並木がみられます。
26日と27日の9時から21時30分まで交通規制が行われます。
この強迫メールに対して警察は威力業務妨害の疑いで現在捜査をしています。
北大教授が中国で拘束
現在、北海道大学の教授が訪問していた中国で拘束されています。
中国当局に拘束されたのは北海道大学の40代の男性教授。
男性教授は9月上旬に訪れていた北京で、スパイ行為に関わった疑いをかけられ拘束されました。
男性教授は中国の政治や近現代史が専門で、日本の防衛省防衛研究所や外務省に勤務した経験があります。
今回の脅迫メールは、この報道に何らかの関係があるか、もしくは単なる愉快犯だと思われます。
北海道民だけではなく、この金葉祭を目当てにくる観光客にとっては迷惑極まりないはなしです。