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1歳になる息子をエアガンで数十発うち大けがをさせ、その後子どもが亡くなった事件。
夫婦による子どもに対する凄惨な虐待が疑われています。
エアガンで息子をうち大けがをさせる
福岡県田川市で、1歳になる息子をエアガンで何度も弾を撃ち、大けがをさせたとして両親が逮捕されました。
男の子はその後、肺炎で死亡。
逮捕されたのは自営業の常慶雅則(じょうけいまさのり)容疑者(24)と妻の藍(あい)容疑者(24)です。
参照:JNNニュース
去年11月下旬、1歳の三男・唯雅(ゆいが)ちゃんに向けてエアガンでBB弾を何度も発射し、全治3週間のけがをさせた傷害の疑いがもたれています。
警察で複数のエアガンを押収
警察は自宅から複数のエアガンを押収しましたが、そのなかには連射機能のついたものもありました。
警察の取り調べに対して2人は「エアガンで撃ったことはない」などと、いずれも容疑を否認しています。
当初、雅則容疑者は「長男がやった」などと説明していましたが、使われたのはライフル型の大型のエアガンで、県警は子どもが扱うのは困難とみています。
常慶容疑者が3歳の長男への虐待の疑いがあるとして児童相談所に匿名の通告があり、職員2人が訪ねたところ、藍容疑者は「虐待はない」と答えたということです。
唯雅ちゃんの身体に複数の傷
去年12月1日に、母親の藍容疑者が、唯雅ちゃんが息をしていないことに気づいて消防に通報。
唯雅ちゃんは病院で死亡が確認されました。
その後、直接の死因は肺炎だったことが明らかになっていますが、古いものや新しいものも含めて、唯雅ちゃんには複数の傷があり、警察は、両親が日常的に虐待していた疑いがあるとみて捜査しています。
常慶雅則容疑者のフェイスブック
常慶雅則容疑者のフェイスブックです。
フェイスブックによると、九州共立大学に2013年に入学し1年で中退しているようです。
参照:常慶雅則フェイスブック
やんちゃという感じがします。
三男、次男が死亡、長男を虐待
当時、常慶容疑者の家族は両容疑者と3歳の長男、三男の唯雅ちゃん、生後3ヶ月の長女の5人暮らしで、次男は2016年に病死しています。
毎年のように子どもを産んでは虐待して殺害していた可能性が高いと思われます。
近所の人も仲のいい家族には見えない、怒鳴り声を上げて子どもが泣いていたと語っており、子どもへの日常的な虐待が見てとれます。
長男、長女とも児童相談所に保護されました。
この夫婦、「鬼畜」以外の何ものでもありません。