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千葉県船橋市夏見台の団地で、同居している弟を姉が殺害するという事件が起きました。
2人は72歳と70歳という高齢者でした。
高齢の姉が同居の弟を殺害
千葉県警船橋署は1日、船橋市夏見台の団地の一室で同居していた弟とみられる仙石晴男さん(70)を殺害したとして、殺人の疑いで、船橋市夏見台のアルバイト従業員・仙石悦子容疑者(72)を逮捕しました。
参照:ANNニュース
悦子容疑者が119番通報し、消防が晴男さんが倒れているのを発見。
1日午前7時半ごろ、「手足の硬直がある人を発見した」と消防から警察に通報がありました。
2人暮らしをしている弟を年末に殺害
悦子容疑者が供述している通りであれば、晴男さんは2人暮らしをしている弟。
晴男さんの首には変色した痕があり、何かで首を絞め殺害したとみられています。
警察が詳しい死因などを調べています。
晴男さん殺害は12月末ごろ
悦子容疑者の逮捕容疑は昨年12月末ごろ、自宅の団地の一室で、晴男さんを殺害した疑いです。
仙石晴男さんは床の上で仰向けで倒れて死亡していました。
遺体の状況から晴男さんは12月末ごろに死亡したとみられています。
将来を悲観しての殺害か
悦子容疑者が晴男さんを殺害した動機は、現在、発表されていませんが、2人とも高齢であることから将来を悲観しての殺害かと推測されます。
晴男さんは70歳とはいえ男性です。
悦子容疑者が晴男さんの首を絞めて殺害するとしたら、晴男さんが酒に酔って熟睡していたか介護状態だった可能性があります。
年末に弟を殺害し、年を越した悦子容疑者。
この殺人事件の裏には、日本が抱える高齢者問題があると思われます。