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加藤厚生労働大臣が会見し、神奈川県の80代の女性が新型コロナウイルスに感染し、13日死亡が確認されたと発表しました。新型肺炎による死亡者は、国内では初めてです。
会見によりますと、この女性は1月22日に発症し、2月1日より神奈川県内の病院に入院していて今日13日に死亡が確認されました。
この女性は、新型コロナウイルスの疑いがもたれていてPCR検査を実施していたところ、死亡後に検査結果で陽性が確認されたという事で、新型肺炎と死亡との因果関係については現時点では不明として、加藤大臣は報告後、ご遺族にお悔やみの言葉を述べた。
女性について「最近の中国への渡航歴はなく、国内で感染した可能性を踏まえて調査していく」とし中国湖北省との関係はないと説明した。
【日本国内で相次ぐ感染】
和歌山県で男性医師が感染
和歌山県でも医師が新型ウイルスに感染したことが確認されましたhttps://t.co/N1hEqRYsSm
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) February 13, 2020
和歌山県によると、感染が確認された男性は『済生会有田病院』の外科医で、1月31日に発熱し2月1、2日は診療を休んだ。8日の検査で肺炎とされ10日に入院し、13日に新型コロナウイルスの感染が確認された。中国への渡航歴はなく、感染した患者との接触は不明だという。
他にも、この病院では同僚の外科医と男性患者の計4名が肺炎を発症しているといい、1名は検査の結果陰性だったものの、残りの3名びついては感染が疑われる状態だという。
県は、男性医師の同僚や家族にも検査を実施する方針で、この病院はしばらくの間、新規患者受け入れを中止する。
東京都でタクシー運転手が感染
【都内タクシー運転手 新型感染】https://t.co/xUmVHcFjBO
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 13, 2020
関係者によりますと、新たに感染が確認されたのは東京都内に住むタクシー運転手の男性70代で1月29日に発熱し、2月6日に入院した。検査の結果13日に感染が確認されたという。
男性はタクシーで、中国人観光客などを乗せて羽田空港と都内中心部を行き来していたという。