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新型コロナウイルス感染拡大で、7月24日開幕の東京五輪の開催を危ぶむ声が出始めている。
【ジュネーブ共同】25日、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪の開催是非の判断の期限は引き延ばせて5月下旬との見方を示したと、25日AP通信が報じた。
【IOC委員、東京五輪 開催判断は5月下旬の見方】#IOC の委員を務めるディック・バウンド氏がAP通信のインタビューに応じ、7月に開幕する #東京五輪 について、「開催是非の判断の期限は引き延ばせて3か月間だ」と述べ、判断の期限は、5月下旬との見方を示しました。 #news23 #新型肺炎 #新型コロナ pic.twitter.com/WJjoyAJcQq
— TBS NEWS (@tbs_news) February 25, 2020
IOC委員で最古参のパウンド氏は、「その時期になれば、東京に安心して行けるほど事態がコントロールされているか、誰もが考えないといけないだろう」としう、3カ月たっても事態が収束していない場合、「おそらく中止を検討するだろう」と述べた「現時点では、(東京大会は)予定通りに行われる見通しだ」とも強調した。その上で「これは新しい戦争で、我々は向き合わなければいけない」と指摘。
東京オリンピックには約1万1000人の選手とパラリンピックには4400人の選手がやってくるという。
安倍政権は、東京オリンピックを控え、時間との闘いに直面している。
【時期の変更は出来ないの?】
オリンピック開催時期もお金次第。放送権料がからむ大人の事情。
時間までもアメリカで人気のあるスポーツだけをアメリカのゴールデンタイムにされるのです。
開催国の変更は?
ロンドン時事では5月に行われるロンドン市長選の主要2候補が19日、日本での新型肺炎の感染拡大を理由に今夏の東京五輪が中止となった場合を念頭に、2012年の五輪が開かれたロンドンでの代替開催の誘致に名乗りを上げたとの事ですが、パウンド氏は、開幕まで150日を切っており、「場所を移動することは困難」との見解を話した。
ことし5月に行われるイギリスのロンドン市長選挙の2人の候補者が、新型のコロナウイルスの感染の拡大でオリンピックが東京で開催できない場合、代わりにロンドンで開くことが可能だという考えを示しました。https://t.co/54wjo6M2JR
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) February 20, 2020