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北千歳駐屯地に勤務する20歳の自衛官が、盗撮を行い懲戒処分を受けました。
21日には、33歳の自衛官が飲酒運転を起こしています。
20歳の自衛隊員が盗撮で懲戒処分
北海道千歳市の北千歳駐屯地内で盗撮を行った20歳の自衛隊員が懲戒処分を受けました。
2019年12月31日、北海道千歳市の北千歳駐屯地内の女性用トイレで女性を盗撮したとして、同駐屯地の第7後方支援連隊に所属する1等陸士の男(20)が停職3か月の処分となりました。
陸自によりますと、男は同日午前8時ごろ、北千歳駐屯地の売店や床屋などが入っている厚生施設の女性用トイレに侵入。スマートフォンで個室のドアの上から、中に入っている女性を盗撮しました。
女性が盗撮されていることに気が付き、警察に通報し、事件は発覚しました。
男は調べに「性的な興味があった。盗撮にスリルと興奮を感じてやった。過去にも2件盗撮をしている」と供述しているということです。
陸自は男を3月26日付けで停職3か月の処分とし、札幌地検に書類送検する方針です。
UHBニュースより引用
女性用のトイレに侵入しての犯行です。
北千歳駐屯地内の場所
北千歳駐屯地:北海道千歳市北信濃724
参照:Google マップ
千歳市内に近いところにある自衛隊です。
なぜ処分に3ヶ月かかったのか
この盗撮事件は、12月の末に起こっており、処分と公表に3ヶ月もかかっています。
盗撮が見つかった時点でこの男は盗撮を認めていますし、処分までの時間がかかりすぎています。
いまのコロナ騒ぎで盗撮の処分どころではなかったのでしょうか。
3月21日前には飲酒運転も
3月21日にも、千歳市の陸上自衛隊北千歳駐屯地に所属する3等陸曹殿内崇容疑者(33)が酒気帯び運転で逮捕されています。
殿内3等陸曹は21日午前8時半ごろ、千歳市清水町の道道で酒を飲んで車を運転し、信号待ちの車に追突事故を起こしました。
飲酒運転の4日後に、北千歳駐屯地では盗撮事件を公表しています。
北千歳駐屯地で相次ぐ不祥事
盗撮に飲酒運転。
北千歳駐屯地では不祥事が続発しています。
自衛隊では不祥事のたびに「厳正に対処する」としていますが、何かもっと根本的な原因があるのではないでしょうか。
自衛隊は一般社会から隔絶されているだけに、世の中の常識から少し逸脱しているような気がします。