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七飯町峠下の自称・無職の男が「コロナをばらまいてやる」と函館の金融機関で店員を脅し、威力業務妨害で逮捕されました。
金融機関はその後臨時休業しています。
61歳の無職の男が「俺コロナ」と威力業務妨害
2020年4月17日、北海道函館市にある金融機関で「コロナばらまいてやる」と言って、臨時休業させたとして61歳の男が威力業務妨害の疑いで逮捕、送検されました。
参照:HTBニュース
北海道警函館中央署は17日、函館市の新函館農業協同組合函館支店の店舗内で「俺コロナ」などと言って臨時休業させたとして、威力業務妨害の疑いで、七飯町峠下の自称・無職、三浦忍容疑者(61)を逮捕した。
逮捕容疑は17日正午ごろ、函館市湯川町にある支店店舗内で従業員に「俺コロナ、ばらまいてやる」などと言って同店を臨時休業にさせ、業務を妨害したとしている。
産経新聞から引用
全国的に自分がコロナだと脅し、逮捕される事件が起きています。
新函館農協函館支店と三浦容疑者の自宅
三浦容疑者の自宅は、『七飯町峠下』
新函館農協函館支店は『函館市湯川町3丁目16番9号』
参照:JA新はこだて
三浦容疑者の自宅はかなり山のほうにあり、新函館農協函館支店までは20キロ以上あります。
参照:Google マップ
水道料金を函館農協で支払っていますから、おそらく農業をしているか、元農家かと思われます。
三浦容疑者が「俺コロナ」と言った理由
三浦容疑者は窓口で水道料金を支払う際に、翌18日付で水道料金の領収書を発行するように頼んだものの、女性店員が対応できないと返答したことに腹をたてたと警察に話をしています。
そのため、女性店員の前で何回も咳をしたようです。
領収書を別の日で出すことは金融機関では当然できません。
三浦容疑者は警察で、「俺はそんなこと言ってない」と容疑を否認しているうえ、「コロナにはかかっていない」と供述しているということです。
新函館農協函館支店は消毒で臨時休業
新函館農協函館支店内には、当時、客1人と従業員7人がいましたが、同支店は午後1時から、施設内の消毒のため臨時休業しました。
コロナに全国民が敏感になっている時期に人騒がせにもほどがあります。
17日に入金された水道料金を18日付にする意図はなんだったのでしょう。
新函館農協では店を臨時休業させられて、後日、三浦容疑者に賠償金を請求するものと思われます。