この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
参照:TBSニュース
吉村大阪府知事がコロナ対策の「大阪モデル」を公表
大阪府の吉村知事が新型コロナの「大阪モデル」を発表し、ツイートもしています。
大阪モデル、詳しく言えばこういうことです。報道では出口戦略ばかりですが、第二、第三の波が来ることも想定する必要があり、それに備えた、出口戦略と逆の入口戦略も策定しました。入口戦略は重症病床使用率ではなく、感染源不明の新規陽性者前週増加比率を採用してます。https://t.co/gXWzXPdY56
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 5, 2020
大阪モデル、一言で言えば、こういうことです。 https://t.co/5Bu3k2H4ac
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 5, 2020
大阪モデルとは
大阪府の出口戦略を策定し、15日までに大阪モデルの基準で自粛解除判断していく=吉村知事https://t.co/Z1vncFGEQE
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) May 5, 2020
吉村知事は、緊急事態宣言延長を受けて、5月末まで自粛をお願いしたいが、5月15日に大阪モデルを元に数値を満たしていれば、段階的に自粛解除していきたいと述べました。 pic.twitter.com/AHkYYDRwyE
大阪モデルとは
・感染経路不明の人数 10名未満
・PCR検査の陽性率 7%未満
・重症患者用の病床使用率 60%未満
5月15日までにすべての基準を7日連続で達成できていれば、段階的に自粛を解除する。
というものです。
具体的な数字があると先が見える
漠然と陽性患者数が0が続けば・・・というよりも、細かい目標があったほうがその目標を達成しようとする意欲がでてきます。
これは会社の業績目標でも同じで、「とにかく頑張る」というよりも2〜3項目くらいを具体的な数字を出して目標を決めたほうが、全体の目標を達成しやすいと言われています。
吉村知事は、いままでそうやって自分で立てた目標を達成してきたのでしょう。
各都道府県も見習うべき
各都道府県知事は、新型コロナの感染者を出さなければいいと単純に思っている節があります。
しかし、ただ感染者0を目指しても経済活動とのバランスはとれません。
ある程度の感染者が出るのは仕方ないと割り切って、このように具体的な数字でどこまで耐えられるのかを目標設定したほうが現実的だと思います。
他の知事も見習って欲しいと思います。