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東京・銀座の飲食店で知人の20代の女性に薬物を混ぜた酒を飲ませて意識を失わせ、女性の自宅で性的暴行を加えたとみられる37歳の男が警視庁に逮捕されました。
わいせつ目的で酒を飲ませたのか
準強制性交の疑いで逮捕されたのは、相模原市の自称・会社役員、長谷川篤容疑者(37)です。
警視庁によりますと、長谷川容疑者は今年3月、東京・荒川区のマンションで、酒に酔った20代の知人女性に性的暴行を加えた疑いがもたれています。
長谷川容疑者は事件当日、中央区銀座の飲食店で女性と食事をした際、薬物を混ぜた飲み物を飲ませて意識を失わせ、女性の自宅マンションに移動して襲ったとみられています。
容疑を一部否認
長谷川容疑者は、取り調べに対して「わいせつな行為をしたことは間違いないが、薬物を混ぜた酒は飲ませていない」と容疑を一部否認しているようです。
福岡でもレイプドラッグ
また福岡でも11日、同様の手口で、複数女性に乱暴したとして40代の男が逮捕されています。
複数の女性に睡眠作用のある薬を入れた飲み物を飲ませて乱暴をしたなどとして、福岡市東区の40代の会社役員の男が、準強制性交とわいせつ目的略取などの容疑で逮捕されています。
被害女性は3人以上とみられています。
増える「レイプドラッグ」被害
性犯罪に悪用される薬物は「レイプドラッグ」と呼ばれています。
警察庁によると、全国で睡眠作用のある薬を使った性犯罪の摘発件数は昨年43件。
2014年の23件からほぼ倍増しています。
2017年には85件に上るなど増え続けています。
例え知人や友人であっても、トイレなどで席を立つ際は、飲み物を飲み干してからにすなど女性のみなさんは対策をした方がいいと思います。