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詐欺の電話をかけようとしていたとみられる特殊詐欺グループの男4人が、警察に逮捕された。
警察によりますと、詐欺容疑で逮捕したのは、いわゆる「かけ子」グループのリーダーとみられる松本悠作容疑者(25)ら4人です。
関東で犯行繰り返し大阪へ
松本容疑者ら4人は先月、東京都に住む80代の男性に、警察官を装い「キャッシュカードが偽造されている」などとウソの電話をかけ
キャッシュカード6枚をだまし取り、現金300万円を引き出した疑いがもたれています。
松本容疑者らのグループは、これまで、関東地方で犯行を繰り返していたが、今月、大阪市福島区にある一戸建ての民泊に拠点を移したとみられています。
民泊からは、携帯電話8台や詐欺電話のマニュアルなどが押収されていているもようです。
4人は大阪市内にある一棟貸しタイプの複数の民泊を訪れていることが警察の調べでわかっているといいます。
人の出入りが少なく、防犯カメラがない民泊を活動拠点の候補として探していた疑いがあるとみて調べています。
マニュアルとみられる画像
グループが使用していたと思われる民泊
巧妙化する特殊詐欺
一般的に特殊詐欺では、受け子、出し子、掛け子、見張り役、ハコ屋に、道具屋、リクルーター。
現金回収、運搬役に、指示役などなど。
特殊詐欺グループは、役割が細分化され、巧妙化しています。
そして中々、黒幕は逮捕されずに終わる事が多いです。
警察は、今回も大規模な詐欺グループが背後にあるとみて、追及するとしていますが、黒幕までたどり着けるのか続報を待ちたいと思います。