「冷凍庫遺体事件」吉野由美容疑者(48)学年成績トップから風俗そして母親の死体遺棄。母親の遺体をアパートに残していった本当の理由とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

1月27日に高齢女性の遺体が見つかる

 

東京都葛飾区の都営アパートの空き部屋で1月27日に高齢女性の遺体が見つかり、娘の吉野由美容疑者(48)が逮捕された事件。

 

参照:ANNニュース

 

吉野容疑者は、2019年6月から昨年10月まで、約110万円の家賃滞納で部屋を1月中旬に引き払っています。

 

そして、その後清掃業者が入り見つかったのが、縦70㎝、横70㎝、奥行き50㎝の冷凍庫に入った母親の遺体でした。

 

母親は10年前に死亡

 

吉野容疑者の供述では、10年近く前に吉野容疑者が外出先から帰ってきたところ同居する母が倒れて亡くなっていたとのこと。

 

母親は10年くらい前に精神的に病んで、夜叫んでいたとの周囲の声もあります。

 

そして、吉野容疑者はネット通販で購入した冷蔵庫に遺体を隠したということです。

 

 

その理由は、母親が亡くなったことが分かると母親名義で契約しているアパートから出て行かなくてはならないと思ったからだと供述しています。

 

学年トップの成績だったが・・

 

吉野容疑者の父親は寿司職人。

 

しかし、吉野容疑者が若い時に亡くなっています。

 

吉野容疑者は、もともと大学進学を志望しており、大学に行くために一生懸命勉強して、いつも学年トップの成績でしたが経済的理由で断念。

 

その後、いくつかの会社で働き結婚したまではわかっています。

 

ソープランドで働いていた吉野容疑者

 

吉野容疑者は逮捕された時には無職でしたが、ソープランドで働いていた時期もあったとのことです。

 

その後は、いわゆるセフレから生活費をもらっていたようです。

 

しかし、アパートを退去して千葉のアパホテルで身柄を確保された時の所持金は5000円。

 

ほとんどお金がつきた状態でした。

 

吉野容疑者が母親の遺体をアパートに残した理由

 

吉野容疑者が母親の遺体をアパートに残していった理由は、清掃業者が処分してくれるのを望んだのか、自暴自棄になり遺体を捨てることもできなかったのか。

 

どちらにせよ、優等生が風俗に堕ち、母親の遺体を10年近く冷凍庫に保管していた理由は裁判にならなければ分かりません。

 

吉野容疑者はどこかで人生の歯車が狂ったまま、母親の遺体と10年も暮らしていたことになります。

 

私はアパートの立退きで覚悟を決めて、今までのすべてを一度精算したかったのではないかと思います。