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札幌市立篠路西小学校教諭・小松光利教諭が処分保留で釈放
16日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された、札幌市立篠路西小学校の教諭小松光利容疑者(57)=札幌市北区あいの里3条=が処分保留で釈放されました。
警察は今後、任意で捜査を続けることになります。
検察が教諭の勾留を裁判所に請求したところ認められなかった
検察が小松教諭の勾留を裁判所に請求したところ認められなかったということで、18日に処分保留のまま釈放されました。
処分保留とは、刑事手続が進められていく上で、期間内に十分な証拠が揃わなかった場合に、起訴・不起訴の判断を保留して釈放させることです。
今回、十分な証拠が揃わなかったものと思われます。
これから警察で証拠固めをすると思いますが、小松容疑者はあいの里の自宅か誰にも知られないようにホテルかどこかに戻ってから、任意で取調べを受けることになります。
しかし、任意なので断ることもできるということになります。
不起訴になる可能性大
処分保留で釈放された場合、あまり深い捜査ができずに不起訴になることが多い傾向があります。
そうなると、違法薬物を持っていたというだけになり教員への復職も考えられます。
子どもたちは違法薬物に手を染めた教師に勉強を習うことになります。
一体全体どうなっているのでしょう。
教育委員会も早く処分を決めないと、教壇に戻れなくても有給休暇を使って給料が支払われ、近い将来退職金も出ます。
悪い前例を作らないで欲しいものです。