「永井法律事務所」の永井博也弁護士(46)が依頼人の賠償金600万円を着服。東大法学部卒のエリート弁護士がギャンブルで破滅。「闇金ホットライン」との怪しい関係とは?

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弁護士が交通事故の示談金を横領し逮捕

 

「東京弁護士会」に所属する渋谷区の弁護士、永井博也容疑者(46)が昨年の4月に交通事故に遭った依頼人の男性のために預かっていた保険会社からの損害賠償金、およそ600万円を着服したとして業務上横領の疑いで逮捕されました。


依頼人の男性の口座には、永井弁護士から250万円が振り込まれましたが、金額が少ないことを不審に思った男性が、保険会社に問い合わせて被害が発覚しました。


警察の調べに対し容疑を認め、「競馬などにつぎ込んで数千万円の借金があり、その返済にあてた」と供述しているということです。


また、別の複数の依頼人のために預かった賠償金などについても、着服したことを認めているということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

 

参照:テレ朝ニュース

 

46歳の弁護士の男が、保険会社から依頼人に振り込まれた損害賠償金約600万円を横領したとして逮捕されました。  永井博也容疑者は去年4月、交通事故に遭った埼玉県の男性(65)への損害賠償金616万円を横領した疑いが持たれています。  警視庁によりますと、永井容疑者は男性の依頼を受けて代理人となり、保険会社に自分の口座に自賠責保険金をいったん振り込ませました。  弁護士費用を差し引いた額を男性に渡すはずでしたが、全額横領したということです。  取り調べに対し、「競馬につぎ込んで借金が膨らんだ」などと容疑を認めています。  男性への別の保険金も着服したとみられていて、警視庁が余罪を調べています。

テレ朝ニュースから引用

 

永井容疑者の経歴

 

永井容疑者の経営する弁護士事務所は「永井法律事務所」。

住所:東京都荒川区荒川5-4-2新日本TOKYO301

 

https://www.sosapo.org/lp/nagai_law/

 

個人でやっている弁護士事務所のようです。

 

経歴はHPによると

昭和49年10月 熊本県熊本市生まれ
平成 5年 3月 熊本県立熊本高等学校卒業
平成 7年 4月 東京大学入学
平成12年 3月  東京大学法学部卒業
平成12年10月 司法試験合格
平成13年 4月  司法研修所入所
平成14年10月 東京弁護士会登録

 

東大法学部を出て卒業とともに司法試験に合格しています。

 

勉強ができるタイプの弁護士ですね。

 

「闇金ホットライン」を運営

 

永井容疑者「闇金ホットライン」という、ヤミ金、後払い現金化、つけ払い現金化、クレジット現金化、ファクタリングなどでお金を借りた方からのご依頼に特化した法律事務所の肩書も持っていたようです。

*現在HPは閉鎖

 

同じ「永井法律事務所」という名前の港区の弁護士事務所もよく間違われるようで、わざわざ「ヤミ金ホットラインとは無関係です」と告知しています。

 

参照:永井法律事務所HP

 

評判もあまりよくなく、この辺からすでに怪しいです。

 

永井容疑者は闇金に借金をして、うまく利用されていたのではないでしょうか。

 

顔画像もメディアのものと違っているような気がします。

 

HPにも顔画像を載せない弁護士

 

永井容疑者の顔画像はHPにも載っておらず、逮捕された際のモノしかありません。

 

非常に不自然であり、得意分野は相続のようですが、交通事故や闇金の弁護士もやっています。

 

住まいは「渋谷区恵比寿西」という高級住宅街ですが、資金繰りは火の車だったのでしょう。

 

HPもいつ作ったものかわからない粗末なもので、ほとんどまともな仕事をしている気配がありません。

 

永井容疑者の顔画像と詐欺の手口

 

永井容疑者の顔画像はメディアで公開されています。

 

参照:テレ朝ニュース

 

闇金ホットラインにある唯一の顔画像とはあまり似ていません。

 

詐欺の手口は、保険会社が相手と示談する際には通常弁護士名で示談し弁護士口座に振り込むのでそれを一部しかクライアントに渡さないというよくありがちな?手口です。

 

弁護士法人とか数名でやっている弁護士事務所なら安心ですが、1人でやっている弁護士事務所ならできないことはありません。

 

東大法学部を出て弁護士事務所を開設しても、今は弁護士が余っている時代です。

 

昔のように収入も高くはありません。

 

ギャンブルにうつつを抜かしまともに仕事をしていなかっために、せっかくのエリート人生が水の泡になりました。