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別名:環境整備大臣・蒲原敏之逮捕。facebookには
自己紹介
ビックモーターが以前の勤務先になっていますが一度やめているのでしょうか。
ビッグモーター社員を逮捕 のこぎりでツツジ伐採か
初めての逮捕者が出ました。
店舗前の街路樹を伐採させた疑いで逮捕されたのは、ビッグモーター社員の蒲原敏之容疑者です。
近隣住民 「ある日なくなった。気がついたらなかった」 「5月になると満開になるから、今年(2024年)も見られるかなと思った」
2018年には、ツツジが6本植えられていました。 そのツツジが2023年夏には… 切り株だけを残した姿に。
あれから半年ほど経った今月31日、また新たに木が。 伐採には、のこぎりが使われていたことがわかりました。
近隣住民 「去年(2023年)、土の検査をしていた。去年の暮れに市の職員が植えていた」
「業務みたいに…」社員全員で刈り取る 目撃者も
ビッグモーターの街路樹問題が明らかになったのは、2023年夏のこと。
各地で不自然な状況がわかりました。 群馬の店舗では… 街路樹が消え、人工芝が敷かれていました。
佐賀の店舗では… 木々が植えられていたであろう場所が舗装されています。
埼玉にある店舗では、社員が刈り取る様子を目撃した人もいます。 近隣住民 「(出店の際)最初に全部、刈り取った。業者さんが来たのか総出でやっていた」 「社員全員で刈り取る、それを業務みたいにやっていた」
取締役就任も…「パワハラ」で降格?
多数の自治体から被害届が出され、2023年9月、本社を捜索するなど捜査が進められていました。
蒲原容疑者は、社内でも中心的な役割を果たし、自ら伐採作業にかかわっていたことが、押収した業務記録に残されていたということです。
焦点は、“会社ぐるみ”だったのかという点です。
逮捕された蒲原容疑者は、2020年に取締役に就任。
ただ、わずか3カ月で「環境整備推進委員」に降格しています。
関係者によると、理由は“パワハラ”とみられています。
降格とはいえ、「環境整備推進委員」とは、各店舗を巡回・点検する立場で強い権限があったとみられています。
兼重前社長は「組織の指示」否定
辞任した兼重前社長。
当時、組織の指示は否定していました。
ビッグモーター・兼重宏行 社長(当時) 「(Q.除草まで細かい注文や指示を出したことは?)まったくありません。もう現場でそれは判断してやりますから」 社員の逮捕を受け、ビッグモーターがコメントを出しました。
ビッグモーターHPから 「本日、弊社社員が街路樹などに関する器物損壊の容疑で逮捕されました。弊社としては、本件を真摯に受け止めるとともに警察の捜査に全面的に協力して参ります」
ビックモーターの社員の年収は1000万円から5000万円あったといいますから、パワハラによる命令というよりも自分の金銭欲の手段だったと私は思います。