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薬剤師が逮捕される
北海道滝川市で発生した驚くべき事件は、医療業界の暗部を浮き彫りにしています。
2024年4月23日、勤務していた薬局から糖尿病や腎臓病の治療薬を窃盗した疑いで、41歳の薬剤師、小田嶋巧容疑者が逮捕されました。
この薬の時価は約2万3000円とされています。
この事件は、専門職としての信頼と責任に対する大きな疑問を提起します。
警察に被害届を出す
事件が発覚したのは、薬局側が薬の不足に気付いた後、速やかに警察に被害届を提出したことからです。
防犯カメラの映像などを元にした警察の迅速な捜査により、小田嶋容疑者は同日の夕方に逮捕されました。
この事態は、薬局内の防犯対策の重要性と、内部犯行に対する警戒心を再確認させるものです。
換金目的か
警察の調査によると、小田嶋容疑者は犯行の動機について「換金目的」と供述しており、さらなる余罪の可能性も示唆されています。
このような行為は、医療専門家としての倫理観と社会的責任を問い直させるものであり、今後どのような法的処置や職業倫理の見直しが求められるのか、注目が集まっています。
警察がさらに余罪を調べています。
2021年にも治療薬を盗む
北海道旭川市東光で当時38歳の小田嶋巧容疑者が以前勤務していた薬局から鎮痛剤などの薬剤およそ60万円相当を盗んだとして逮捕されています。
おそらくこの事件は不起訴になり。今度は滝川で勤務して同じような犯行をしたのでしょう。
この時の薬の換金方法を今回も使おうとしていたと思われます。
昔は生活保護の受給者が小遣い稼ぎに薬を大量にもらいネットで売って問題になっていましたが、ネットは足がつくのでなにかほかの換金方法があるのでしょう。
小田嶋容疑者は滝川市のすみれ調剤薬局 啓南店に勤務していたようです。