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北見市議会のトラブル:市議のごみ処理センターでの振る舞い
最近、北海道・北見市議会の西垣内義章市議(77)が市クリーンライフセンターで起こしたトラブルが話題となっています。
西垣内市議は、ルールを守らずごみを持ち込み、市民の搬入作業を一時ストップさせるという事態を引き起こしました。
「俺は議員だ」と職員に対して威圧的な発言を行ったことが報じられ、北見市議会はこの問題を受けて同市議を厳重注意しました。
自分で分別する仕組み
市クリーンライフセンターは、市民が家庭ごみを持ち込む場所で、事前に市が定める区分に沿って分別することが求められています。
10キロごとに50円の手数料がかかる仕組みです。
しかし、引っ越し業を営む西垣内市議は、22日の午前に布団などの家財道具を車に積み、分別をせずに持ち込んだため、職員に分別を求められました。
その際、西垣内市議は「おまえらの仕事だ」「俺が市議と知らないのか」などと発言し、職員の要請を無視してごみを広げて分別を始めたため、後続の車両が30分以上待つことになりました。
パワハラと認定
西垣内市議は「職員に『作業を見ているなら手伝ってほしい』と言ったつもりだった」と釈明していますが、市から報告を受けた北見市議会は、この行動をパワーハラスメント(パワハラ)に該当すると判断しました。
議員としての立場を利用しての行動は、市民や職員に対する威圧的な態度を改める必要があると考えられます。
この出来事は、公職者の責任と倫理について再考するきっかけとなるでしょう。