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要点をざっくり
- 大量の避妊薬を販売するために無許可で持っていたとして、陸上の元日本代表で、江別市の治療院経営の46歳の男が逮捕されました。
- 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、道浦誠容疑者(46)です。
- 道浦容疑者はかつて、陸上のアジア大会に日本代表として出場し、引退後はトレーナーとしても活動していました。
元陸上の日本代表逮捕
FNNニュースによりますと、陸上のアジア大会の元日本代表の男が大量の避妊薬を無許可で販売し逮捕されました。
医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、江別市の治療院経営、道浦誠容疑者(46)です。
参照:https://ameblo.jp/sirius51style/entry-11566769474.html
道浦容疑者は、自らの治療院に「アフターピル」と呼ばれる外国製の緊急避妊薬100数十個を販売するために無許可で持っていた疑いが持たれています。
道浦容疑者は容疑を認めています。
道浦容疑者はかつて、陸上のアジア大会に日本代表として出場し、引退後はトレーナーとしても活動していました。
道浦容疑者は2、3年前からツイッターに広告を出し、1個100円で仕入れた避妊薬を約5000円で販売していました。
これまでに約60人に100個ほど売り、50万円ほどを手にしていたということです。
避妊薬100個超を不法所持で元陸上日本代表 治療院経営の46歳男逮捕 約60人に販売 北海道江別市 – FNN.jpプライムオンライン
FNNニュースから引用
参照:UHBニュース
道浦容疑者は、ウイキペディアにも載る有名な元アスリートですが、 一体何が道浦容疑者を犯罪に走らせたのでしょう。
道浦誠容疑者とは
ウイキペディアなどによりますと
道浦 誠(みちうら まこと )は日本の元陸上選手で、現治療院経営者。
アスレティックトレーナー兼指導者。
専門は中・長距離種目で3000m障害を得意とする。
和歌山県和歌山市出身で和歌山県立和歌山北高等学校を卒業後、ダイエー→佐川急便に所属。
身長171cm、体重49kg。
逮捕される
すでに、逮捕されるが追加されています。
参照:道浦誠ツイッター
1998年7月には、第12回アジア陸上競技選手権大会の3000m障害日本代表に選出され、5位に入賞しています。
2001年に現役引退後、2009年に鍼師国家資格取得。
その後、網走に治療院を開業し、札幌市中央区に移転。
そして2013年5月から、江別市で屋号を『西町アスリート治療院』に変え、治療院での施術・治療の傍ら、こども陸上教室をやりながら、陸上競技の指導を行っていました。
参照:UHBニュース『西町アスリート治療院』
治療院のドアには、「こども陸上教室」の看板もあります。
「避妊薬」を非合法で売りながら、一体何を子供に教えるのでしょう。
9月にツイッターのアカウントを変える
道浦容疑者は、9月にスマホ紛失により通話、メール、ラインが使えなくなったという理由で、新しいツイッターのアカウントを作成しています。
参照:道浦誠ツイッター
事件の証拠隠滅のために、スマホを変えた可能性があります。
道浦容疑者のフェイスブックには、「勝つために必要なのは『諦めない事』じゃなく『諦めさせる事』」という座右の銘?が載っています。
参照:道浦誠フェイスブック
ウイキペディアでは「エピソード」として、後輩にアドバイスをしてその選手がチャンピオンになったという話が載っています。
2012年インターハイ3000m障害に出場した和歌山北高の谷山誠(和歌山北高校⇒NTN陸上競技部)は、同校の先輩である道浦誠からレース前に「苦しいときにガマンできれば、必ずチャンスが来る」という言葉をもらい、22年ぶりに同校による3000m障害チャンピオンとなった
ウイキペディアから引用
治療院の経営がうまくいっていなかったのか、それとも単なるお小遣い稼ぎだったのかは分かりませんが、今回の事件で今までの栄光が全て地に落ちました。
しかし、道浦容疑者がなぜ「避妊薬」を売っていたのかは謎です。
それほど需要が多かったのか、それとも利益率が良かったのか。
警察は余罪を含め調べているという事です。