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要点をざっくり
- 6日、最大で震度7の揺れを観測する地震が起きた北海道では、その後も、余震が続いています。
- 気象庁は、揺れの強かった地域では1週間程度は最大で震度7程度の揺れの地震に十分注意するように呼びかけています。
- また政府は、計画停電の検討に入ったことを明らかにしました。
今後1週間余震に注意
6日未明に起きた北海道胆振地方を震源とするマグニチュード6.7の地震では厚真町で震度7の揺れを観測したほか、北海道の各地で震度5弱以上の揺れを観測しました。
震源の周辺では、その後も余震と見られる地震が相次ぎ、気象庁によりますと、7日午後6時までに震度4の揺れを2回、震度3を17回、震度2を32回、震度1を58回観測し、体に揺れを感じる地震が合わせて100回を超えるなど、地震活動が活発になっています。
気象庁は揺れの強かった地域では1週間程度は最大で震度7程度の揺れの地震に十分注意するよう呼びかけています。
札幌でも余震が続いています
今回の地震は、気象庁が「平成30年北海道胆振東部地震」と名付けました。
その後も北海道では、余震が続いています。
札幌でも本日私が感じただけでも4〜5回余震がありました。
報道によっては、今回の地震が余震で本震がくると報じているところもあります。
とにかく、これから1週間は地震や停電、断水に気をつけなければなりません。
明日は雨の予報
参照:毎日新聞
土砂崩れのあった厚真町です。
今回の地震で、各地で土砂崩れや家屋倒壊など大きな被害が発生しています。
政府は計画停電の検討に入った
政府は道内での計画停電の検討に入ったことを明らかにしました。
需給が厳しくなれば、週明け10日にも踏み切るということです。
1回2時間ほどを想定し、準備するとしています。
世耕経済産業相は「計画停電は極力回避をしたいので、道民のみなさまには最大限の節電へのご協力を改めてお願いしたい」と呼びかけました。
計画停電を回避するためには、電力が完全に復旧するまで平常時より『1割程度』の節電が必須になると語っています。
その上で、8日中にほぼ電力が復旧できる見通しであることも示しました。
我々道民は節電に心がけなければなりません。
エアコンは北海道なのでほとんど使わないと思いますが、店舗やオフィスの照明の間引き、使わない家電のコンセントを抜くなどの節電をしないと、また停電か計画停電になります。
道民は節電という意識が日頃から薄いので、この機会に節電を心がけましょう。