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要点をざっくり
- 横浜市の旧大口病院で起こった、看護師による大量殺人事件。
- 殺人容疑で逮捕された、元看護師の久保木愛弓容疑者(31)が靴の修理店で見せた素顔が分かりました。
- それに、久保木容疑者には、メッシー君もいたとのことです。
久保木容疑者は潔癖症
横浜市の旧大口病院に勤務していた、元看護師の久保木愛弓容疑者(31)は、病院では潔癖症で知られていました。
参照:ANNニュース
しかし、患者の残した飲み物を飲んだり、一風変わったところがあると言われてきました。
そのため、事件の当初は自分が変わり者だから疑われているなどと主張していましたが・・。
この、旧大口病院を辞めた後に行った靴の修理店で、さらなる変人ぶりを見せています。
靴の修理店に度々姿を現して久保木容疑者
旧大口病院を退職後は、しばらく無職だった久保木容疑者。
知人にはお金がないと、漏らしていたようです。
久保木容疑者は、16年末ごろから、自宅アパートから電車で20分くらい離れた横浜市内の駅周辺で目撃されています。
その、駅近くの靴修理店に、久保木容疑者と思われる人物が度々訪れたというのです。
その靴の修理店の男性が週刊文春の取材に答えています。
ボロボロの靴を持参する
靴の修理店に、中がボロボロになった合皮の靴を持参して『何とかして欲しい。』と修理を依頼したそうです。
新しい靴を買ったほうが安いと伝えると『お金がないんです』『私はずっとものを大切にするんです』と語ったというのです。
* 写真はイメージです
その後、修理する靴も持たずに犬を連れて現れ、
『私は大口病院の犯人に疑われている看護師の1人なんです』
と身の上話を始めたとのことです。
身の上話の内容
久保木容疑者が語った身の上話の内容は、ほとんど愚痴のような内容で
『事件のせいで病院を辞めさせられた。病院がケチで退職金は数万円だった』
『2〜3ヶ月で50人と言われていますが、実際には120人くらいの人が亡くなっているんです』
また、ある時リサイクルショップの値札がついたピンクのエナメルの靴を持ってきて、
『お金をかけずに履けるようにしたい』
というので色々アドバイスしたそうです。
すると久保木容疑者は
『先生、先生、あなたは靴の先生です』
と突然、叫んだというのです。
靴の修理店のスタッフは、呆気にとられたようですが、やはりかなり変わった人物のようです。
久保木容疑者を支えたメッシーの存在
久保木容疑者は、昨年2月からは横浜市内の別の病院に勤務しますが、わずか2ヶ月で退職。
その後、神奈川県内の物流倉庫で派遣社員として働きます。
この時もお金がなかったようですが、付き合っていた?男性がいたようです。
その男性が、牛丼やコンビニで買った食料を差し入れしているところを、近所の人に目撃されています。
すでに警察では、この男性についても捜査していると思われます。
今回の事件は、確たる物証が出てきていないため、現在は久保木容疑者の証言頼みです。
久保木容疑者が証言を覆せば、有罪にすることは難しいともされています。
久保木容疑者が、犯行についてこの男性に何か語ってくれていれば、証拠になるのですが。