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要点をざっくり
- 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さん。
- サイゾーウーマンでは、中野さんが自分の経験をもとに「野崎氏の怪死」について語っています。
- はたして、元受刑者から見た犯人は誰なのか気になるところです。
中野瑠美さんとは
中野瑠美(なかの・るみ)さんはサイゾーウーマンで、コラム「知られざる女子刑務所ライフ」を書いている方で、今回で連載40回目です。
4度覚醒剤で逮捕され、通算12年刑務所で過ごしているそうです。
『略歴』は
1972年大阪・堺市生まれ。
特技は料理。
趣味はジェットスキーとゴルフ。
『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター(TBS系)などへの出演でも注目を集める。
刑務所や拘置所に差し入れする代行業者「ハートカンパニー」の社長。
現在、「ラウンジ祭」も経営しています。
参照:ラウンジ祭 フェイスブック
中野さんは子供が3人いて、現在のご主人と結婚し薬物から手を洗い、薬物依存症の方の支援などを行っています。
無理に飲ませるならカプセルが一番
中野さんが、野崎氏が亡くなったのを知った時、最初は「これはカプセルかな?」と思ったそうです。
知り合いにも、カプセルにシャブを仕込んでいる売人がけっこういたそうです。
それに、その世界の人ならではの意見として、
「普段使ってない人にムリに(覚醒剤を)飲ませるなら、カプセルが一番です。」とも語っています。
しかし、胃の中にはカプセルの形跡がなかったという話が出回っているそうです。(どこから仕入れた情報でしょう)
野崎氏がいつも飲んでいる栄養ドリンクに薬物を入れられたのではないかという話に、その道の世界ではなっているようです。
また、「栄養ドリンクのほか、ビールとかコーヒーとか、苦みや甘みのあるものは、シャブの苦みを消せるんですよね。」とも語っています。
こうなると、ビールでは薬物の苦味が消しきれないという意見が根底から崩れます。
真実を知っているのは、犯人だけですが・・・。
オーバードーズは死ぬほど辛い
中野さんも、オーバードーズ(OD=薬物の過剰摂取)の経験があり、本当に苦しくて、死ぬかと思ったと語っています。
また、獄中で知り合ったコには、そういう経験のあるコも多く、たまにみんなで『OD自慢』をしていたとのことです。
我々素人には考えられない、すごい自慢大会ですね。
違法の薬物でなくても、向精神薬や鎮痛剤などを過剰に摂取することで意識がもうろうとなったり、気絶したり、頭痛や吐き気、震えにおそわれることがあります。
記憶障害も出て、もちろん最悪死ぬことさえあります。
死ななくても、脳や手足に障害が残ることもあり得ます。
中野さんは、「今思えば、自分も一歩間違えば死ぬ世界にいたというのは、我ながら呆れる」と自嘲しています。
知り合いによると和歌山でも薬物は手に入る⁉︎
中野さんの知り合いの話では
ドン・ファン氏の地元である和歌山・田辺市でも覚醒剤の入手は可能だそうです。とはいえ狭い街ですから、もしめっちゃ目立つ美人妻が覚醒剤を買ってたらバレバレですよね。田辺で買うことはないと思います。奥様はほとんど東京にいたそうですし、もし入手するとしたら、ルートは東京の方がカタいでしょう。
覚醒剤は飲むと苦い!? オーバードーズした元女囚が考える「ドン・ファン怪死事件」|サイゾーウーマン
サイゾーウーマンから引用
まさしく、 蛇の道は蛇ですね。
ちなみに、地元の「元不良」たちの間では、この話で持ち切りだそうです。
やはり、そんな元不良たちのなかでも、「奥様犯人説」が有力のようです。
「この記事がアップされる頃は、もう犯人がわかってますかね。」と最初に中野さんは語っていますが、いまだに犯人は分かっていません。
この情報力なら、裏の人たちの情報で、犯人が判明することがあるかもしれませんね。