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要点をざっくり
- 先日記事にした、菊池桃子さんへのストーカーについて週刊新潮が記事にしています。
- 意外にもこの男、私立大学の名門校を出ていました。
- そして、罰金刑か執行猶予がつく可能性が高いとのことです。
ストーカー男、飯塚博光容疑者とは
菊池桃子さん(49)への、ストーカー規制法違反の容疑で逮捕された、飯塚博光容疑者(56)。
出典:飯塚博光フェイスブック
飯塚容疑者は明治大学商学部を卒業後、中堅の証券会社に勤務していたとのことです。
明治大学の商学部といえば、私の時代では明治大学の看板となる学部です。
その後離婚し、タクシー運転手になり10年ほど経っているようです。
飯塚容疑者は、有名大学卒で一度は結婚していたんですね。
私は、先入観でずっと独身かと思っていました。
偶然からはじまった飯塚容疑者ストーカー行為
菊池さんが昨年の9月末に、たまたま自宅に飯塚容疑者のタクシーを呼んでしまいました。
飯塚容疑者は、大手タクシー会社に勤務していましたから、使いやすさと安心感もあったのでしょう。
捜査関係者の話では、
「11月上旬に飯塚容疑者から所属事務所にメールが届いた。そこにはタクシーに菊池さんを乗せた際に『体に電気が走った』『自分の家は近所だ』と書いてあった」ということです。
出典:飯塚博光フェイスブック
その月の下旬には2度目のメールがあり
「結婚を前提に家族ぐるみの付き合いがしたいと書かれていた。飯塚容疑者の親戚が経営する蕎麦屋で、菊池さんファミリーを招待するので一緒に年越しそばを食べよう」というものだったそうです。
ストーカーにありがちな、一方的な思い込みですね。
恐怖のクリスマスの翌日
クリスマスの翌日に、飯塚容疑者は菊池さんの家を訪問。
インターフォンを何度も鳴らし、事務所のスタッフが駆けつけるまで玄関先で30分近く居座ったというのです。
その時に、スタッフがこれ以上菊池さんに近づかないことや引っ越しすることを求めたところ、少しの間ストーカー行為がおさまったようです。
ところが、3月上旬に再び菊池さんの自宅を訪れ何度もインターフォンを鳴らし、さすがに手に負えないとのことで警察に相談し、3月31日に逮捕となりました。
飯塚容疑者は、この時には勤務していたタクシー会社を辞めて、ストーカーに専念することにしたようです。
飯塚容疑者はすぐ釈放される可能性大
菊池さんは2012年に離婚し、現在、母親と一男一女の4人暮らしです。
菊池さんは恐怖で「眠れない日々を送っていた」と語っています。
また家族は飯塚容疑者に「このまま刑務所から出てきてほしくない」とまで語っています。
ところが実際は、弁護士によるとストーカー規制法違反は長くても懲役1年、初犯の場合は罰金刑か執行猶予になる可能性が高いといっています。
ストーカーに詳しいNPO法人の理事長は、
「今回のケースは飯塚容疑者が自分が悪いことをやっていると思っていないため、ストーカー行為を止めることは難しい。引っ越すしかないが、調べれば菊池さんの活動場所や引っ越し先も分かる可能性が高い」
と指摘しています。
まだまだ、菊池さんの「恐怖」は続きそうです。