この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
要点をざっくり
- 女子カーリングチーム「そだねージャパン」が、昨日惜敗した韓国チームの、「メガネ先輩」ことキム・ウンジョン選手(27)が韓国で大人気です。
- キム・ウンジョン選手が、大きな眼鏡をとった姿が別人と話題になっています。
- また「そだねー」並みに、韓国では「ヨンミ」が流行しているとのことです。
メガネ先輩とは
韓国チーム主将のキム・ウンジョン選手(27)は、競技中にかける大きなメガネが印象的で、「メガネ先輩」の愛称で韓国内で親しまれてます。
世代的にこっちの先輩が先に連想される。 #メガネ先輩 pic.twitter.com/4s1BhZjrdE
— 秋の字 (@akinoji) 2018年2月24日
日刊スポーツによると、日本の人気漫画「スラムダンク」に出てくる「メガネ君」こと木暮公延 が、韓国では「メガネ先輩」と翻訳されており、そこからつけられたニックネームだということです。
小暮くんも眼鏡をとるとイケメンなんです。
実は、キム・ウンジョン選手は、眼鏡を外した姿を自身のFacebookに投稿しています。
試合中のキリッとしたメガネ姿と、美しい素顔のギャップに韓国内では「可愛すぎる」と、メロメロになる人が続出しています。
なんと、すごい変わりようです。
皆さん、カリスマ溢れるメガネ先輩の普段の姿を是非ご覧なはれ。 pic.twitter.com/xBZv3RBq9D
— うわさの庭師君。 (@GardenKeeper) 2018年2月23日
このチームは全員の名字が「キム」で混乱してしまうので、メンバーにユニークな名前をつけました。
その中で、スキップ(主将)のキム・ウンジョン選手に「メガネ先輩」との愛称が生まれたとのことです。
チーム誕生秘話
カーリング女子韓国代表の主将キム・ウンジョン選手が、カーリングをはじめたのは、放課後の課外活動としてでした。
2006年、地元・義城(ウィソン、韓国東南部)にカーリング専用競技場ができました。
そこで、当時高校1年生だったキム・ウンジョン選手とキム・ヨンミ選手は、あくまで趣味としてカーリングをはじめました。
このカーリング場に、キム・ギョンエ選手が訪れます。
特別な理由はなく、姉キム・ヨンミ選手の持ち物を届けるためでした。
それで、キム・ギョンエ選手も、この時から姉につづいてカーリングをはじめました。
そして次に、キム・ギョンエ選手は一緒にカーリングをやる友達を探そうと、教室の黒板にこんな言葉を書きました。
「カーリングする人 募集」
これを見て合流したのが、キム・ギョンエ選手の友人、キム・ソニョン選手です。
こうして、カーリング女子・韓国代表チームが生まれました。
2015年に合流したキム・チョヒ選手を除く4人は、すべて幼馴染みです。
まさしく、漫画の世界の話ですね。
昨日のカーリング女子準決勝。コミック風のイラストがネットに上がってた。#カーリング女子#藤沢五月 #メガネ先輩 pic.twitter.com/RxXzeXxFU7
— bambuq (@beast8230) 2018年2月24日
「ヨンミ」が韓国で「そだねー」並みに流行
今回、日本のカーリングチームの「そだねー」が流行語になっていますが、韓国では「ヨンミ」とのことです。
これは、カーリング女子・韓国代表チームで主将を務めるキム・ウンジョン選手が、試合中に何度も連呼した掛け声です。
実はこれ、キム・ウンジョン選手が、ブラシを持ったスウィーピング担当、キム・ヨンミ選手の名前を呼んでいるだけなのだそうです。
「ヨンミや〜」「ヨンミ!」「ヨンミや!!!」など、言い方が状況によって激変するのが面白いと話題になっています。
#カーリング #そだねー #メガネ先輩
— 셀라 (@acelaten) 2018年2月23日
今日の一枚 pic.twitter.com/bVRjxhYkR5
試合では、日本は韓国に惜敗しましたが、この日韓美女対決の軍配はどちらに上がるでしょう。