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要点をざっくり
- 2017年、札幌で、13歳の少女をわいせつ目的で誘拐した罪などに問われている34歳の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
- 札幌市南区の佐々木隆光被告(34)は2017年11月、ツイッターで13歳の少女を誘い出して自宅に誘拐し、みだらな行為をしてビデオカメラで撮影した罪などに問われています。
- 31日の初公判で佐々木被告は「その通りです」と起訴内容を認めました。
佐々木被告が容疑を認める
検察は佐々木隆光被告(34)が少女を「性の奴隷」にしたいと考えていたと指摘しました。
さらに検察側は、裁判の中で、佐々木被告が少女をペットのように調教し、奴隷のように扱いたいという願望があったと指摘しています。
佐々木被告がシャワーを浴びていた少女に首輪などをつけ、粘着テープで両手をしばり、通販で買った犬用のケージにも入れようとしたということです。
そして、この13歳の少女にみだらな行為をし、ビデオカメラで撮影していたということです。
さらに、佐々木被告は、他の10代半ばの少女2人に対し、18歳未満と知りながら複数回にわたって淫らな行為をし、その様子を撮影した罪にも問われています。
佐々木被告は、この検察側の指摘に対して、「その通りです」と認めています。
座間の事件を参考に
佐々木被告は、男女9人が遺体で見つかった神奈川県座間市の事件を参考に、家出しようとしている少女をインターネットで探し、「スマホをあげる泊めてあげる」などと誘い出したということです。
弁護側は、起訴内容は争わないものの、事件の件数については争う姿勢を見せました。
次回の裁判は3月7日に開かれます。
少女が、佐々木被告のマンションから逃げ出せてよかったです。
もし逃げ出せなかったら、事態はさらに凄惨なものになっていたでしょう。
家出をしたい、匿ってあげるよというツイッターへの書き込みは、いまでもなくなりません。
先日は、家出をして彼氏の母親に20数回売春させられていた少女もいました。
家出をする前に、世の中のことをもう少し知ってくれるといいのですが。