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要点をざっくり
- 青森市に個人から、なんと20億円の寄付がありました。
- 市は寄付者の意向を尊重し匿名扱いとし、寄付金をスポーツの交流拠点となるアリーナの整備費などに充てることにしました。
- 週刊新潮ではこの謎の人物と、今回の寄付に至った発端が新潮の記事だと報じています。
謎の20億円の寄付
青森市によると、市内の個人から昨年12月26日に寄付の申し出があり、年明けに小野寺晃彦青森市長が自宅を訪問しました。
寄付者は健康増進とスポーツ振興のために寄付金を使ってほしいと要望し、老朽化が進む市民体育館の移転などを提案したといいます。
青森市には2016年12月下旬、匿名希望の京都市の会社経営男性から「新市政に賛同した」と、過去最高額となる5億円の寄付が寄せられたことがあります。
今回の20億円の寄付は「ふるさと納税」という形をとっています。
青森市は寄付金を、青い森セントラルパーク(青森市浦町の旧操車場跡地)に市民体育館と同規模のアリーナの建設、小学生らを対象とした食育事業の費用に充てる方針です。
今後、予算編成し、議会に提案することとしました。
寄付をしたのは誰か?
当初から、この高額な寄付をしたのは誰かというのが話題になっていました。
国税庁の統計によると、16年に青森県で1億円超の所得申告をしたのは63人で、最高額は5億超~10億円の1人でした。
この20億円の寄付の額は、東日本大震災の企業支援でオマーンの王族系企業が支払った26億円に迫り、県民の最高所得すら超えています。
県民の間では、逆に高額すぎて、「公共工事の発注を狙ってのもの」「今後青森市の政治にも口を出してくるのでは?」と懸念の声さえ上がっています。
関係者が明かしたある人物の名前
ある関係者の話では、この人物は青森有数のドラックストアチェーンの経営者(67)ではないかとの話があったそうです。
県内での店舗数は70店舗以上あり、経営者としてだけではなく以前から県民の健康増進に関心を持っている人物とのこと。
この20億という大金についても、昨年4月に会社ごと、大手の会社に売却し145億円を手にしているのでその一部というわけです。
税金で持っていかれる分を、ふるさと納税という形で「地元に貢献」と考えてもおかしくないですね。
このドラックストア売却に関する記事
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イオン子会社ウェルシアホールディングスは、東北に72店舗の薬局基盤を持つ老舗丸大サクラヰ薬局を145億円で買収した。丸大サクラヰ薬局は、ハッピー・ドラッグおよびドラッグ・オーとしてドラッグストアを 64 店舗、ハッピー調剤薬局として調剤薬局を8店東北で運営している。このM&Aによりドラッグチェーン最大手になる模様。なお、売却した株主である櫻井社長は100% オーナーであった。
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出典: M&A TO Z
金額、店舗数、100%オーナー・・新潮が指しているのはこの櫻井社長のことでしょう。
新潮がこの本人に取材を申し込んだところ、家人に
「その件については、取材をお断りしています」
と断られたそうです。
他にも、この方だと思い取材に来ている会社があるようです。
取材を断る・・否定はしない・・この人物の可能性は高いですね。
寄付は新潮の記事が引き金
先日の週刊新潮で、青森県民は短命という記事が書かれています。
青森市長も寄付をしたひとの名前は明かせないが、この記事に触発されての寄付であったということは肯定しています。
週刊新潮の記者の方は、この記事が「青森市民の健康の一助になったなら幸い」と書いています。
これで少しでも青森県民の方が健康になっていただければ、寄付した方も喜ぶと思います。