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9月3日に小樽でヒグマが駆除されました。
このヒグマは8月31日に、出荷直前のトウモロコシ1000本を食い荒らしていたヒグマです。
さぞや、農家の方は悔しがっているのかと思ったら・・・これが感動です。
今回のヒグマ
今北海道の街には、野生の熊があちこちで出没しています。
今回駆除されたヒグマは「体調約2メートル、体重約200キロのオスグマ」です。
これだけの大きさのヒグマには、人間ではどうやっても対抗できません。
だから、一晩で1000本ものトウモロコシを食べれたんですね。
畑の100メートル先は住宅地
今回、ヒグマが出た畑は「小樽市朝里川温泉2丁目」です。
出典:グーグルマッップ
この一帯が今回の熊の出没地帯です。
この畑のすぐ近くには住宅地があります。
出典:北海道文化放送
私も仕事で小樽によく行きますが、小樽は山と街がかなり近い位置にあります。
熊は森から沢を超えて畑まで来たようです。
現在北海道は「秋のヒグマ注意特別期間」
下のポスターのように秋はヒグマの活動が活発になる時期です。
ヒグマから逃げるなんて、普通の人間には不可能です。
それも2メートルともなると一撃であの世行きですね。
農家の方が言った言葉
この農家の方だって、せっかく育ててこれから出荷だというトウモロコシを食べられてさぞや悔しいでしょう。
それも1000本です。( ; ; )
今北海道のスーパーでは、トウモロコシは大体100円〜150円くらいで売られています。
余談ですが、私はトウモロコシが大好きで週に2、3本食べています。(ほんとうに余談だ)
でもこの農家の方は
「(トウモロコシは)大した金にならない。(人に)被害がない方が良い」
「(クマには)勝てないって。だから皆がけがをしないで収まったから、バンバンザイと言わないと。この畑がなければ、その先は住宅街だ。住宅街にクマが行ったら大変だよ」
と自分のトウモロコシの被害よりも、自分の畑が熊の防御柵的な役割をしたことを「よかった」として目に涙をためて話していました。
偉いですね〜、本当に。(^ ^)
こういう人に私はなりたいと思います・・なれないでしょうが。( ͡° ͜ʖ ͡°)
最後まで読んでいただき有馬がとうございます。
北海道のロールカルニュースでは「熊の目撃情報」がけっこう流れています。