この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
「デイリー新潮」の記事にこんなショッキングな題名の記事がありました。
「派遣のくせに」「立場をわきまえろ!」非正規で働く中年男性に投げかけられる無慈悲な言葉
この記事はこの本から書かれたもののようです。
- 作者: 中沢彰吾
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
この中沢彰吾はペンネームで、本名は鎌田正明という東京大学の文学部を卒業後毎日放送のアナウンサーになった人物で、「家族の介護のために48歳で会社を退職」した方です。
その後年齢のため仕事がみつからず派遣の仕事をして、その惨状を過去にも本にしていました。
この記事に出てくる山田さん
山田さんは一所懸命働いたのに会社には評価はされず、それでも頑張って働いたんですが結局2回も首を切られたようです。
山田さんが正社員なら、こんな処遇は受けなかったのに・・・と書かれています。
中高年だからといってわざわざ「派遣」にならなくてもいいと思うんですが?
この方は前にも、「中高年ブラック派遣 人材派遣業会の闇」という本も書いており「派遣社員」に対する悲惨な現状を書いているようです。
それで、なんか聞いたことがある話だなと思ったんですね。
でも、何も嫌ならわざわざ遣社員にならなくてもいいいのでは?と思うんですが。
私も昨年会社を辞めて、ハローワークやリクルートなんかを回ったので分かるんですが派遣社員以外にも少ないですが「契約社員」「給料の安い正社員」もありました。
かくいう私は「給料の安い契約社員」になれました。(ぜんぜん自慢にはなりませんが)
いままで見てきた会社の「派遣社員」はそんな扱いは受けていなかったのですが??
これは全て「ガテン系」の仕事だからでしょうか?
前の会社にも派遣の方がいたのですが、時間時間でぴったり帰れて(帰らされ?)仕事も電話をとったり、簡単な仕事をしたりでした。
確かに気の強い正社員が、仕事のあまりの適当さに「きついこと」を言っていたのもみましたがもともと誰にでもこの社員はきつかったですから。
当然、当時正社員の私たちにもきつかったです。
要はこのひとの性格です。
正社員が切られ派遣社員が残ることもある
前の会社では赤字ではなかったんですが、コスト面から計算し目標をたて「給与の高い正社員」を切りました。
給与の安い社員やアルバイト、派遣社員の方は残ったので、一概に派遣社員の方が先に切られるわけではないと思います。
でも「派遣制度」はやめたほうがいいと思う
ただ、派遣制度は前にも「雇いどめ」が問題になったように、景気が悪くなると首が切られ失業する確率が高いです。
安倍首相のあたりでなんかウヤムヤになってきたので、きちんと派遣社員から正社員への道は確保しなければならないと思いますし、できれば「派遣社員」の制度自体は無くしたほうがいいと私は考えます。
辛かったら早めに転職したほうがいいと思う理由
今は有効求人倍率が非常に高いので、若い人は特に今の仕事が辛くて精神的に病みそうなら早めに転職したほうがいいというのが私の見解です。
中高年も「しがみつくストレス」で自殺したりノイローゼになるくらいなら転職を選んだほうがいいと個人的には思います。
私の経験からいって『健康』じゃないと、今の会社も次の会社も雇ってくれないですからね( ͡° ͜ʖ ͡°)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
北海道は連日の猛暑のため、かなり体力的にまいっています。
明日から三連休になるので、これで少し身体を休められます。