この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
要点をざっくり
- ロボット開発企業の会長(社長)が、暴行・パワハラで騒動になっています。
- この会長の名前は、韓国IT業界の王様と言われる「韓国未来技術」のヤン・ジノ会長です。
- 元社員への暴行から、土下座の強要。ニワトリをボウガンで撃たせる。髪をカラフルに染めさせる。など、さまざまな非道な行為が明るみにで出ています。
韓国IT界のカリスマ社長の凄まじいパワハラ
韓国のニュースで、10月30日、3分弱のパワハラ映像が公開されました。
これを、韓国メディアが一斉に報じ、警察も捜査に乗り出したということです。
このパワハラを行なっているのは、韓国国内で「ITの王様」と呼ばれ、ロボットを開発するベンチャー企業「韓国未来技術」のヤン・ジノ会長です。
参照:TBSニュース
この画像は3年前に、自ら「記念品」として、部下にビデオを撮らせてコレクションしていたもののようです。
暴行の始まりは、一件の投稿から
今回、 公開された映像は、2015年4月18日にヤン氏所有の会社のオフィスで撮影されました。
ヤン会長が元男性社員に詰め寄り、「お前、いま俺がバカに見えるのか?」「死にたくないならしっかり謝れ。本気で殺すぞ」と平手打ちを繰り返します。
wedisk 폭행 pic.twitter.com/3wEYU5kRP9
— iamtalker (@iamtalkers) 2018年10月30日
参照:ツイッター
この暴行を受けた元社員によると、会長の怒りの原因は、会社の顧客掲示板に元社員が投稿した「部下にもリーダーシップを見せればいいのにな」というコメントだったということです。
この男性は「意見を聞く掲示板に自分の考えを書いただけ。ここまでのことになるとは思ってもみませんでした」と話しています。
ボウガンで鶏を撃たせる・・当たらなければ日本刀で斬り殺させる
ヤン氏をめぐっては、会社の研修の際、部下にボウガンで鶏を射るよう強要したり、頭髪を無理やり赤色や緑色に染めさせたとされる動画や写真が公開されています。
参照:ユーチューブ
鶏を持った男が生きた鶏を投げて、この日本刀を持った男が鶏を切ります。
それも、笑いながら。
あまりに残虐極まりなく、動画は載せられません。
はっきり言って、吐き気がするほどひどいことをしています。
部下に髪を緑や赤に染めさせる
自分の部下に、赤や緑に髪を染めさせるというパワハラも行っています。
参照:TBSニュース
よっぽど、自分の権力を誇示したかったようです。
ここまでくると、サイコパスですね。
ヤン会長は、ネット上の盗撮・リベンジポルノ映像を自分の開設した有料サイトにアップして、約100億円の財を成したとされています。
今回はその行いが、自分に跳ね返ってきたようです。
ヤン会長は1日、謝罪文を公開し、直ちに辞任し、会社運営から手を引く考えを示しました。
そして、マスコミの取材にはノーコメントを貫いています。
韓国では、パワハラの基準がはっきりしていないといいますが、ヤン会長を暴力と動物虐待で逮捕ができないものかと思います。