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ざっくりいうと
- 麻生副総理がまたまた「不適切発言」をしたと報じられています。
- 麻生太郎副総理兼財務相が17日、福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説した中での発言です
- 国立大学卒業(東大法学部)の北橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判しました。
麻生副総理がまたまた不適切発言です。
参照:ANNニュース *9月18日記者会見より
麻生太郎副総理兼財務相が17日、福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説した中での発言です
国立大学である東大法学部卒の北橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判しました。
麻生副総理は、私立の学習院大学卒。
安倍首相も私立の成蹊大学出身です。
安倍政権は、大学の財源の多様化を進めるべきだとの方針を示しています。
北橋氏は元民主党衆院議員で、前回2015年の市長選で自民党の推薦を受けて3選しましたが、麻生氏は対抗馬を模索した経緯があります。
北橋氏を攻撃する中での発言ですが、国立大出身者に対する批判とも受け取られるこの発言。
またまた不適切だとの指摘を浴びそうです。
麻生副総理は、頭に浮かんだことをそのままいう癖?があるようで、不適切発言の名言集ができるくらいです。
総理も副総理も私立大学の出身ですが、私立大学にも「助成金」は出ています。
これは、明らかにまた野党に批判されるネタです。
北九州市等の北橋氏とは
任期満了に伴う北九州市長選(来年1月13日告示、同27日投開票)で、現職の北橋健治氏(65)は、4選を目指して無所属で立候補すると表明しており、「市民党」を掲げ、原則として政党に推薦は求めない方針です。
北橋氏は、2010年の市議会で、「多選は癒着など様々な弊害を生む。4期以上は出るべきではない」と発言しています。
今回の4選を目指しての出馬に当たって、「批判は甘んじて受ける」と語っています。
北橋氏は麻生副総理の不適切発言で、思わぬところで注目を浴びることになりました。