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JR北海道の29歳の車掌が、乗客のリュックから金品を盗もうとして懲戒解雇になりました。
JR北海道ではこれをコンプライアンス違反としていますが、明らかに犯罪です。
電車で乗客の金品を盗もうとした車掌を懲戒解雇
JR北海道は乗務中に客のリュックを開けて金品を盗もうとした29歳の車掌を懲戒解雇処分にしたことを発表しました。
懲戒解雇処分となったのは、JR北海道の29歳の男性車掌です。
男性車掌は5月9日午前8時ごろ、JR函館線岩見沢行きの普通列車の車内で巡回中に、寝ていた客の横にあったリュックを無断で開けて金品を盗もうとしたということです。
客が列車を降りた後駅員に申告し、発覚しました。
窃盗は未遂に終わりましたが、JR北海道は5月15日付けで車掌を懲戒解雇処分としました。
UHBニュースから引用
JR北海道は車掌を懲戒解雇にしていますが、この車掌の犯行はこの窃盗未遂だけでしょうか。
一転して容疑を認めた車掌
JR側が乗客からの訴えを受けてこの車掌に確認したところ、当初、否定していたものの、14日になって一転して「金品を盗む目的だった」と話し、事実関係を認めたということです。
この車掌は1年9か月前から札幌近郊を走る普通列車や特急列車に乗務していたということですが、過去の勤務態度に問題はなかったとしています。
また、これまでにほかの乗客から被害に遭ったという連絡はないと説明しています。
しかし、乗客の金品をいきなり盗もうとして1回目で見つかるというのも考え難いです。
コンプライアンス違反とは?
JR北海道ではこの窃盗未遂を「重大なコンプライアンス違反」と発表しています。
これはコンプライアンス違反ではなく、犯罪です。
警察に窃盗未遂で届けるべき事案だと思います。
この車掌に何があったのか謎だらけ
この29歳の車掌は、乗客のリュックをあけてまで金品を盗もうとしています。
JR北海道といえば、北海道でも安定していて給料が高い大企業です。
乗客の金品を盗むほど、お金に困っていた理由が分かっていません。
JR北海道がすべてを「懲戒解雇」で闇に葬ったという印象を持つのは私だけでしょうか。