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あの「浮浪雲」が9月20日のビックコミックオリジナルで完結しました。
昭和48年からの連載で44年目での終了です。
コミックは112巻に及ぶ大作です。
その作者であるジョージ秋山先生が、一度だけ担当編集者に頭を下げたというのです。
浮浪雲とは
剣の達人の「雲」が、日々色々な出来事の中で雲のようにふんわり生きていく物語です。
過去には渡哲也やビートたけしが浮浪雲を演じ、ドラマにもなりました。
桃井かおりが奥さん役でした。(^ ^)
この漫画が終わったんですね。
悲しいです( ; ; )
若い時にこの生き方に憧れて、こんな風に生きたいなあと思ったのは私だけではないと思います。
それに数々の名言もあり、下手なビジネス本より為になります。
でも、最近読んでいたかったのでまた読んでみようと思います。
ジョージ秋山
言わずと知れた昭和の大漫画家です。
出典:kandj.blog23.fu2
生年月日:1943年4月27日
出身地:栃木県足利市
代表作:『アシュラ』『銭ゲバ』『浮浪雲』 他
銭ゲバという漫画は、松山ケンイチ主演でドラマにもなりました。
普段はサングラスをかけて髭をはやした、いかにも無頼派という印象の先生です。
浮浪雲名言集
浮浪雲には名言が詰まっています。
その中でいくつかを紹介いたします。
おねえちゃん、あちきと遊ばない?
小事を気にせず 流れる雲のごとし
勝とうと思うから負けがあるんです。勝とうと思わなければ負けはありません。
怠けるだけ怠けたら、やる気になりますよ。人間なんてそんなもんですよ。
女は、三つで出来ている生き物でんす。虚栄と快楽と打算でんす。この三つを満足させるのが、男の仕事でんす。
富士山に登ろうと心に決めた人だけが富士山に登ったんです
散歩のついでに登った人は一人もいませんよ・・・
人生に意味なし ただ生きるのみ!
出典;浮浪雲
最後にジョージ秋山先生の名言を
いかされて生きてきた いかされて生きている いかされて生きていく
ジョージ秋山が初めて担当編集者に頭を下げた日
週刊文春の記事にありました。
ジョージ秋山先生は非常に筆が早く、昔からの売れっ子です。
今と違って、昔の漫画家さんは週に連載を何本も書いていました。
秋山先生は、昔は漫画の締切日でも気が向かないと家に帰ってしまっていたとのことです。
そんなジョージ秋山先生が2016年になって、初めて漫画の原稿が締め切りに間に合わなかった日の出来事だそうです。
その時に、当時の担当の編集者に「ごめんな」と声をかけたというのです。
今では普通なんでしょうが、昭和の大先生で無頼派のジョージ秋山が原稿が間に合わず編集者に頭を下げるなんてありえません。
(これが昭和なんです)
これは編集者だけでなく読者に対しても謝ったんだと思います。( ͡° ͜ʖ ͡°)
ブログを更新しました:「最終回」#浮浪雲 が最終回を迎えました。44年間に及ぶ愛読、ありがとうございます。まだまだ……https://t.co/Re9fITU1kV
— ジョージ秋山 (@georgeakiyama) 2017年9月21日
次回作を非常に楽しみにしています。(╹◡╹)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
昭和の名作が終わっていくのがとても寂しく感じます。