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今週号の週刊文春に驚きの記事が載っていました。
あの「グルコサミンに効果がない」というのです。
私はグルコサミンを高いお金を出して親の誕生日に買ったこともあるのに・・・それが本当ならかなりショックです。
昔から効果に疑問があった
「グルコサミン」とはグルコースとアミノ酸基が結語したアミノ酸です。
今まではサプリメントでグルコサミンを摂ることで、「効果がある」「効果がない」と意見が分かれていたようです。
それが今回新しく発表された研究結果で、この論争に終止符がうたれたようです。
新しい研究結果とは
その新しい研究結果とは、世界5大医学雑誌のBMJに取り上げられた「膝と腰の変形性関節症に対する経口グルコサミンの効果のサブグループ解析」だそうです。
ざっくりいうと、グルコサミンを飲んだグループと飲まなかったグループを比較したところ、関節等の痛みに対しての効果が特に変わらなかったという結論に至ったとのことです。
なぜグルコサミンサプリは効かないのか?
基本的に経口摂取した成分がそのまま身体の成分になることは有りえないとのことです。
これは、「いくら髪の毛を食べても髪の毛が生えてこない」のと同じ原理だそうです。
そういわれればそうですね。( ̄▽ ̄)
グルコサミンを飲んだ場合、大部分が腸内細菌の餌になり、一部が小腸で吸収されたとしてもそれが関節部分の軟骨の成分になるとは考えられないとの見解が示されています。
なるほどですね。( ͡° ͜ʖ ͡°)
なぜ、こんなにグルコサミンが流行っているのか?
金沢博士は「グルコサミンサプリはほとんどが機能性表示食品であり、その効果についてはメーカーの届け出だけで国が認可したものではない」といっています。
この「機能性表示食品」というのは以前「記憶力を維持するガム」で調べましたが、メーカー側で出した論文によりその記載が食品に認められるという極めて「まぎらわしい」制度です。( ̄▽ ̄;)
それを消費者が、「国が認可した薬的なもの」として誤解しているのが一因だと話しています。
戸田医師の研究
戸田整形リウマチ科クリニックの戸田佳孝院長が、膝の痛みで通院している患者220名(女性 166名、 男性 54名)に聞き取り調査をした結果です。
グルコサミンサプリを飲んでいたのは220人のうち93人でした。
その中で服用を中止した人に理由を聞いたところ、「効果がないため」が84.9%だったそうです。
また現在もグルコサミンサプリを飲んでいるひと(26人)に聞いた結果は、「いい効果があった」が19.2%、「いつか効果があると考え継続」が16.8%「効かないが継続している」が43.6%だったそうです。
「効いている」と言っているのは、現在も飲んでいる26人のうち19.2%ですね。
つまり「効果を感じている」のは、グルコサミンサプリを飲んでいるまたは飲んでいた人の約5%ということになります。(^^;
逆に言えば、5%の人は効果があると感じているということにもなりますが・・・。
企業側にも聞いています
文春では、サントリー、アサヒ食品グループ、大正製薬、小林製薬などにも意見を聞いています。
各社ともきちんと自社製品は「効果がある」という見解を述べています。
それを聞く限り、なんか効果がありそうですが。( ̄∀ ̄)
あとは、自分でどうするか決めるしかないですね。
信じればなんでも効くと言いますし。( ͡° ͜ʖ ͡°)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私は今のところ関節痛がないので、サプリを飲むかどうかは決めていません。