【AI転職時代到来】「辞めたい」とつぶやくとスカウトメールがくる時代に⁉︎

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要点をざっくり

  • 2018年からは転職先もAIが判断してくれる時代になるかもしれません。
  • AIヘッドハンティングサイト「スカウティー」がインターネット上の情報からスカウトメールをくれるというのです。
  • 転職願望の強い管理人は早速サイトを見てみました。

SNSで「もう会社辞めたい」「仕事がつらい」と書き込んだり、そう思っていることをつぶやくだけでスカウトメールが届くような時代がそこまできています。

日本初のAIヘッドハンティングサービス「スカウティー 」って知っていますか。

scouty(スカウティー )とは 

scoutyは、 日本初の登録不要のAIヘッドハンティングサービスであり、ネット上に公開されている情報を基に人工知能がエンジニアの能力を自動分析し、その人に最適な企業にマッチングします。
人工知能によるマッチングエンジンが、自社の要件やカルチャーに合ったエンジニアを推薦するので、企業はより同社に合った候補者により最適なタイミングでアプローチが可能となります。

scoutyは、転職候補者の情報をインターネット上のSNSや技術情報共有サービス、ブログといったオープンデータから取得し、それぞれを紐付け、企業の情報もオープンデータから取得し、過去の成約データを活用した独自のマッチングアルゴリズムを用いて、企業のカルチャー・要件に最適な人材を約80万件の候補者データの中から探し出します。
これにより、これまで人事担当者が人力で行っていた候補者抽出やデータベース化は、AIによるマッチングへと転換していくとのことです。。

要はAIが企業にあった人材をネット上から自動的に探して、それをスコア化してスコアシートを作るということです。

E・・エンジニアスコア

B・・ビジネススコア

I・・ソーシャルインフルエンサの略でSNS上のフォロー数や影響力が大きいほど数値が上がる

これで企業に対してのオススメ度が数値化されたスコアシートが作成されるようです。

AIが転職時期まで判断

人工知能が、 経験年数や希望年収などの単純な数値情報だけでなく、そのエンジニアが自分の書いたコードやブログ投稿のような定性的な情報もふまえて技術力などをスコアリングし、「どのプログラミング言語を使えるのか」「どのぐらいの開発力があるか」などの能力を定量化したことで、自社の採用要件に合った候補者のみをスクリーニングが可能となります。

転職潜在層は、積極的な転職意志がないためアプローチが難しいですが、scoutyは機械学習や自然言語処理といった人工知能技術により、候補者が次に転職しそうな時期を予測することができ、企業はエンジニアが転職を考えている時期を把握することで、より採用に繋がりやすいスカウトメールを送ることが可能となる。

AIがその人の転職時期までも予測するということですね。

登録も履歴書も不要

scoutyは従来の登録型転職サービスとは異なり、SNSや技術情報共有サービス、ブログなどのインターネット上に公開されている情報を基にしてエンジニアと企業をマッチングさせるため、面倒な登録は不要とのことです。

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履歴書ではなく、今の職場で発揮し切れていないスキルや自身の潜在的なニーズをオープンデータを基に人工知能が分析し、より活躍できる企業を提案します。
ネット上にメールアドレスを公開していない、よりマッチング精度を高めたいユーザーは、scoutyのサイト上で「クロール申請」を行うことで、スカウトを受け取りやすくなるとのことです。
現在はエンジニアの募集に積極的な企業が中心ですが、エンジニア以外のユーザーも申請可能とのことです。

自分の隠れた才能もAIが探してくれます。

それに履歴書ってあまり信用できないですからね。

管理人も登録しようと思ったが・・・

私はエンジニアではないのですが、それ以外でもよいということなので登録しようとHPを見てみたところ、

scoutyは登録不要のサービスとなっておりますので、ご登録は受け付けておりません。 ユーザー様のアウトプットに基づいた評価・実力主義を重んじるため、scoutyを利用中の企業からのスカウトを受け取りたい場合は、インターネット上に自分の成果物やプロフィールを公開しましょう。 scoutyのクローラーは定期的にWEB上を巡回しているため、変更は数日後に反映されます。

出典:scouty HP

となっており、登録はできないようです。

「クロール申請」なるものもあったのですが、現在クロール申請は受け付けていないようです。

このスカウティー を利用する企業が多くなれば人材の流動性が高くなり労働者はスカウティー を通じてどんどん優良企業と接触します。

そうなると、適正な給与と待遇を整えなければ企業が淘汰され、ブラック企業がどんどん減っていくと思われます。

現在はβ版ですが、2018年には正式版をリリース予定とのことです。

職種も、エンジニアやプログラマーからデザイナーや営業職などへ広げていく計画とのことです。

ちなみにスカウトメールは、一通一通手書きで採用担当者からくるそうです。

(これまでAIが書くとあまりに人間味がなさすぎますからね)

もうすぐAIが転職で天職をみつけてくれる時代がくるかもしれません。  

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