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要点をざっくり
- 民放番組で身元の情報を求めた男性が、1989年、徳島県つるぎ町で行方不明になった松岡伸矢くん(当時4歳)に似ているとの声が寄せられたため、徳島県警は伸矢ちゃんの両親のDNAを採取し鑑定する方針を決めました。
- それが一転、県警がDNA鑑定を見送りにしたということで、ネットには「なんで」「なにがあったの」と疑問の声があがりました。
- ところが、松岡さんがフェイスブックで、3日にDNA採取が行われたと報告しています。
さらに一転してDNAが採取された
昨日記事で書きましたが、1月31日TBS系で放送された『公開大捜索’18春 今夜あなたが解決する!記憶喪失・行方不明スペシャル』に出演した和田竜人さん(仮名)が、1989年3月7日に行方不明になった松岡伸矢くん(当時4歳)に似ているということで、2月2日徳島県警では、DNA鑑定をすると発表しました。
しかし、他に有力な情報があるとのことでDNA鑑定が見送りになったと報道され、ネットでは「なんで」「どうして」「陰謀では」「やらせか?」などとの声が多数上がっていました。
松岡伸矢くんの父、正伸さんがフェイスブックで経緯を報告
皆さんの疑問に答えます。
①本日徳島県警の方が見えてDNAを採取して行かれました。
徳島県警はテレビを見て息子に似ているというみなさまの声に対して必要な裏付け作業をしています。
もどかしいお気持ちはわかりますが圧力とか隠蔽ではありません。
当初のDNA採取の話が一旦延期になり最初のアポがキャンセルになったのですが再度DNA採取ということになりました。
②徳島県警の立場としてはDNA鑑定(男性と私たち夫婦の親子関係の調査)の方針であったが、テレビの男性に関する有力情報が有ったためにこちらのDNA鑑定を一旦保留したと思われます。私へのアポが一旦保留になりました。
それがメディアに流れ、DNA鑑定中止報道となりました。
③ただ、その男性に関する有力情報の結果がすぐに出ないので予定通りDNA鑑定をする
ことになり、本日2/3夜にDNA採取をしていただきました。
出典:松岡正伸さんのフェイスブック(抜粋)
DNA鑑定は一旦保留されただけ
今回のDNA採取は、「一旦保留」となったものを「中止」とメディアが伝え、混乱を招きました。
この保留になったDNA鑑定は、もうひとりの男性の情報に対する結果がすぐに出ないということで2月3日に行われたとのことです。
松岡さんは、「徳島県警はよく捜査をやってくれており、圧力とか隠蔽とかそういうことではありません」とフェイスブックでコメントしています。
「保留」が「中止」「見送り」と、伝言ゲームのように言葉が変化していったんですね。
ネットで調べるとDNA検査自体には、1日もかからないようです。
DNA検査の結果が分かるのにそれほどの時間はかからないと思われます。
この和田竜人さん(仮名)は、松岡伸矢くんなのか、それとも北澤ひさしさんなのか、それとも全くの別人なのか。
いずれにしても、早く誰なのか判明するといいですね。