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要点をざっくり
- 道警本部は、酒気帯び運転をした旭川方面本部の警部補とスーパーで食料品を万引きした警部の2人を5日付けでそれぞれ停職の懲戒処分としました。
- 懲戒処分を受けたのは、道警旭川方面本部に勤務する50代の男性警部補と、道警本部に勤務する40代の男性警部の2人です。
- 先日、道警では万引きで巡査部長が現行犯逮捕されています。
相次ぐ警察官の飲酒運転
道警本部によりますと、このうち旭川方面本部の警部補はことし2月、酒気帯びの状態で自家用車を運転し、自宅からおよそ4キロ離れた勤務先まで出勤していたということで、警察は5日付けで停職3か月の懲戒処分としました。
パトカーに乗ってパトロール中に運転していた同僚が、酒の臭いに気づいたものです。
この50代の警部補は無断で庁舎に車を停めていいて、「寝坊で遅刻しそうになった」と話しています。
道内では2014年に小樽市で女性4人が死傷する飲酒ひき逃げ事件が発生。
15年には砂川市で一家5人が死傷し、飲酒運転が大きな社会問題となり、道警は取り締まりを強化していました。
出典:北海道警察HP
しかし、その一方で15~16年にかけて帯広署員や砂川署員が酒気帯び運転の疑いで相次いで摘発されています。
お金を節約したくて万引き
もう一人窃盗で逮捕された、道警本部に勤務する40代の男性警部は、3月に札幌市内のスーパーで刺身や焼き鳥などおよそ2100円分の食料品7点を万引きしています。
その理由は「歓送迎会が重なり、少しでも節約したかった」ということです。
仮にも道警本部の警部であれば、それなりの給料は出ていると思うのですが。
単身赴任とかですかね。
節約のためでも、普通は万引きはしません。
先日も、万引きで警察官が現行犯逮捕されたばかりです。
道警のHPにも掲載されています。
6 万引き被疑者の逮捕(東署)
道警は5日付けで、停職1か月の懲戒処分としました。
2人はいずれも「依願退職」を申し出ています。
昔から不祥事が多い道警
道警本部の尾辻英一監察官室長は「警察官としてあるまじき行為で、道民の皆様に深くおわびします。指導を徹底し、再発防止に取り組みます」とコメントしています。
道民の目は厳しく、飲酒運転撲滅に関わる関係者からは「手本となるべき警察官としての自覚が足りない」との声が上がっています。
しかし、万引きや飲酒運転をした警察官の名前を出さず、処分が軽いのはいつものことです。
一般人と同じように、名前を出すべきだと私は思います。
なぜ道警は昔から不祥事が多いのか・・・。
道警の体質の問題だと私的には思います。