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要点をざっくり
- 3日未明、札幌市豊平区の住宅で80代の母親とみられる遺体を放置したとして、警察は同居していた50歳の娘を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
- 娘は「なんで逮捕されているのか理解できません」と容疑を否認しています。
- そして、母は「生きている」と主張しているということです。
80代の母親の遺体が見つかる
3日未明、札幌市豊平区の住宅で86歳の母親とみられる遺体を放置したとして、警察は同居していた50歳の娘を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは札幌市豊平区月寒東1条19丁目の無職・相内栄子容疑者(50)です。
つきさむ温泉の近くですね。
相内容疑者は、母親と一軒家に二人で住んでいたとのことです。
1日、区の職員から警察に「安否確認をできない高齢者がいて娘が面会に応じない」と相談があり、2日に警察が1階の窓ガラスを破って侵入し、自宅を調べたところ居間に遺体を発見しました。
出典:UHBニュース
遺体に目立った外傷はないということです。
昨年から母親への面会を拒否
相内容疑者は、去年11月から区の職員による母親への面会を拒否していました。
近所の人はインタビューに
「ずっと夏場でもカーテンを閉め切っていて変だなと思った」
「(親は)もう歩けなかったのではないかしら、施設にでも入ったのかなと思ったよ、見えないから」と答えていました。
また相内容疑者の印象については
「寡黙な感じで、愛想はよくない」
と話しています。
相内容疑者は「なんで逮捕されているのか理解できません」と容疑を否認しており、「母が起きるのを信じています」「生きています」などと話しているということです。
母親は死後かなりの時間が経過しているものとみられており、警察は司法解剖をして死因を特定するともに、相内容疑者の責任能力も含め捜査を進める方針です。
新興宗教のにおいがするが
相内容疑者は、無職であるため、年金を不正に受給するために母親の死を隠していた可能性があります。
しかし、母親が死んでいるにも関わらず「母親は生きている」と語っています。
普通、年金を不正に受給している人間がこんなことをいうのをあまり聞いたことがありません。
精神的な病気の可能性もありますが、フードをすっぽり被りゴミを捨てている姿が目撃されていますし、一人での生活自体は問題なさそうです。
住民の証言によると、母親は昨年の夏以前に亡くなった可能性があります。
腐敗臭はどうしていたのでしょう。
私は母親は「生き返る」という言葉から、何か新興宗教のにおいを感じます。
しかし、本当に生き返ったらホラーです。
本当に「生き返る」のを信じていたかどうかは、今後の警察の調べに任せるしかありません。
最近、高齢な親と子供の二人暮らしで、親が亡くなり放置されるという事件が多いですね。