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要点をざっくり
- 今年の3月に10代後半の少女にはさみを突きつけ、性的暴行をしようとして男が逮捕されました。
- 逮捕されたのは、恵庭市の相原貴容疑者(43歳)です。
- 相原容疑者は、恵庭市で有名なプリンを作っているパティシエでした。
43歳の有名パティシエが逮捕される
2018年3月、北海道千歳市内の路上で、10代の少女に無理矢理いかがわしい行為をしようとしたとして、43歳のパティシエの男が逮捕・送検されました。
強制性交等未遂の疑いで9日までに逮捕・送検されたのは、恵庭市の菓子製造業に勤務する相原貴容疑者です。
参照:UHBニュース
相原容疑者はことし3月16日深夜0時半ごろ、千歳市の路上で帰宅途中の10代後半の女性に後ろから近づきはさみのようなもので「殺すぞ」と脅し、性的暴行をしようとした疑いが持たれています。
参照:UHBニュース
また女性が抵抗した際に道路に落とした現金や、パソコンの入ったバッグも奪って逃走したということです。
警察は現場で目撃された黒い服を着た男の行方を追って聞き込み捜査を重ねるなどした結果、容疑が固まったとして8日、相原容疑者を逮捕しました。
警察の調べに対して相原容疑者は、「心当たりがありません」と容疑を否認しているということです。
警察が事件の経緯をくわしく調べています。
相原容疑者は、恵庭市では有名な「恵みの庭のかぼちゃプリン」を製造しているパティシエです。
恵庭のかぼちゃプリンとは
恵庭市恵み野西2のカレー専門店「リスボン」(相原真店長)が手作りする、「恵みの庭のかぼちゃプリン」(税込み340円)の販売数が10万個の大台に到達した。恵庭商工会議所が恵庭特産エビスカボチャを材料に開発し、同店が2011年8月から製造を担当してきた。今や恵庭を代表するお土産品となり、相原さんは「プリン一つ一つが特別。こだわりを持って作ってきた」と胸を張る。
恵庭のかぼちゃプリン 販売10万個超える|ニュース|Webみんぽう
苫小牧民報から引用
このかぼちゃプリンは、恵庭特産のエビスカボチャをふんだんに使ったスイーツで、恵庭商議所が10年4月から、道と川の駅・花ロードえにわで販売しています。
参照:苫小牧民報
このプリンは、家族の努力により、約5年で販売数10万個の大台に達し、プリン製造を双子の弟の貴さん(42)に引き継ぐことにしたとのことです。
かぼちゃプリンを作る相原真さん(右)と引き継ぐ相原貴さん(左)
参照:苫小牧民報
今回の犯人とされるのは、左の相原貴容疑者です。
約5年で販売数10万個の大台に達し、プリン製造を双子の弟の貴さん(42)に引き継ぐことにした。相原店長はカレー店を、貴さんはプリン製造に専念し、さらなる発展を目指す。相原店長は「10万個という一つのステータスがあるものを引き継げてよかった」と笑顔を見せ、貴さんは「今はプリンのために生活している。一つ一つ時間をかけて作りたい」と話している。
苫小牧民報から引用
「プリンのための生活」と語っていた相原容疑者ですが、なぜ「はさみ」を持って女性を襲ったのかは取り調べ中で不明です。
近所では似たような事件が起こっており、余罪についても調べています。
しかし、これからの生活は、プリンのように甘くはないと思われます。