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要点をざっくり
- ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「砂かけばばあ」といえば、鬼太郎を助ける母親的存在ですが「神戸の砂かけババア」はご近所のトラブルメーカーです。
- その女の名は、島田八千代容疑者(71)で自分の住んでいるマンションの2階から、隣人に砂などを投げつけることからついた「あだ名」です。
- その「神戸の砂かけババア」が、ついに砂以外にまいたものは、あの「黄金の液体」でした。
狂った隣人たち
今までに、ご近所トラブルを起こした有名な事件といえば
奈良県の騒音おばさん
CDラジカセからユーロビートやヒップホップなどの音楽を大音量で流し続け、また「引っ越し、引っ越し」などと絶叫しながら布団を叩くという騒音トラブルを巻き起こし、2005年4月に傷害罪の容疑で奈良県警に逮捕されました。
サバ味噌ぶちまけ女
早朝から大音量でテレビ番組や音楽を流し、それを注意した住民の玄関に、サバの味噌煮をぶちまけるといった嫌がらせを行いました。
この女性は、こうした行為をとがめようとした男性に車で衝突し、さらにボンネットに乗せたまま運転を続け、殺害しようとした疑いで逮捕されました。
今度のご近所モンスターは、『神戸の砂かけババア』です。
「神戸の砂かけババア」の狂った行動
神戸市北区の4階建てマンションの2階のベランダから「あほ、散れ、死ね死ね」「人のもんよう取るで、泥棒人間」「カメラ撮りよるんか、ボケ」、と暴言をはき1階の住人に植木鉢の砂をかけるなど暴行を加えた疑いで、無職・島田八千代容疑者(71)が逮捕されました。
<ご近所トラブル>砂だけじゃない!“砂かけババア” がついに放った黄色の液体 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する
参照:週刊女性プライム
兵庫県警本部によれば、逮捕日時は4月30日午後5時25分。
島田容疑者は同日、午後4時46分ごろから数分間、砂をばらまくなどし現行犯逮捕されました。
「砂は投げつけたが、当ててはいない」などと、島田容疑者は容疑を否認しています。
「おしっこ」までばらまく
近所の人は
「砂はしょっちゅうですね。引っ越してきた直後から、布団や洗濯物を干していたら、水とかもまかれました。」
<ご近所トラブル>砂だけじゃない!“砂かけババア” がついに放った黄色の液体 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する
参照:週刊女性プライム
「警察が調べてくれていますが今回、たぶん、あの液体、おしっこをまかれたと思うんです。色もニオイも、間違いなく。本人が尿瓶を持ち出して『これが何かわかってるんか』って言いながらかけてきましたからね」
「思い込みが激しいというか、もうメチャクチャですよ。公園の近くで遊ぶ子どもに杖を振りかざしたり、公園で走っている子どもに『走るな』って叫び、警察が来たこともあります。被害妄想がひどいんです……」
「怖いですよ、本当に。夜中に犬を散歩させていると、『犬や猫を飼うなんて汚い』とか言ってくる。言い返して目をつけられるのも嫌なので黙ってますけどね」
と語っています。
言っていることがめちゃくちゃですね。
なんでもイチャモンをつけてくる人物のようです。
「換気扇を回すな」とも
島田容疑者が住む分譲マンションは、今から約30年前の1988(昭和63)年に建ちました。
それから、あまりの嫌がらせに、1階の住民と3階の住民が引っ越しを余儀なくされたそうです。
中古でマンションを購入した住人に対しては、「安く買いやがって」などとケチをつけ、根拠のない的はずれな購入額を連呼することもあったとのことです。
正気の沙汰とは思えないですね。
また、近所で換気扇を回す家には「換気扇を回すな」とも怒鳴るそうです。
こうなると、オチオチ料理もできません。
島田容疑者は以前、夫と娘と3人暮らしだったといいますが、現在はひとり暮らしとみられています。
これでは、さすがに家族も一緒に住めないでしょう。
隣人トラブルは解決不能?
この島田容疑者の、狂気の行動は実に15年以上も続いています。
なぜ、これほどのことをしても島田容疑者は今まで逮捕も何もされていないのか。
弁護士の話によると、隣人トラブルはたいてい民事の話なので、警察は「民事不介入の原則」からトラブルの解決には動きたくないというのが現実のようです。
今回の件は、「住人が島田容疑者から砂を投げつけられる『映像』を入手できたため、逮捕することができた」と語っています。
前述の「騒音おばさん」「サバ味噌ぶちまけ女」も、確か何度もその行動を繰り返す様子をビデオカメラにおさめて、やっと逮捕されたと記憶しています。
迷惑をかけられている方が、何度もそういう証拠を作ってやっと警察が動きます。
しかし、示談をすれば不起訴で終わるし、起訴されても罰金刑くらいで、すぐ家に舞い戻ってきます。
こういう人物に引越しをさせることは、裁判でも難しいそうです。
近所の住民の方たちが、安心して眠れるのはいつのことになるのでしょう。