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要点をざっくり
- 同居をしていた無職の女性(25)に熱湯をかけ、ペンチで歯を折るなどの暴行を加えたとして、千葉県に住む男女ふたりが逮捕されました。
- 28日に逮捕されたのは、自称会社員の高村良容疑者(28)と、内縁の妻で自称自営業の小倉実里容疑者(27)です。
- 日刊ゲンダイデジタルがこのふたりが、女性に加えた鬼畜のような所業を報じています。
鬼畜カップルが逮捕
同居する女性(25)の歯をペンチで折り、頭や顔に熱湯を掛けてヤケドを負わせたとして、千葉県酒々井町の自称、会社員の高村良(28)、内縁のエステ店経営(27)両容疑者が28日、千葉県警に傷害容疑で逮捕されました。
参照:ANN ニュース
参照:ANN ニュース
この女性は小倉容疑者が以前働いていたエステ店の元部下で、家庭の事情で住む場所がなくなったため、3月から2人の家で同居をすることになったとのことです。
しかし、同居して程なくして女性への暴行が始まりました。
ふたりが加えた暴行と理由
捜査事情通は、高村、小倉の両容疑者が、この同居女性の腹を足で踏みつけ、棒や電気コードで殴り、竹の串を太腿に突き刺していたと語っています。
女性に暴行を加えた理由は、この女性が
『話をしている時に寝たり、人の話を聞かず、頭にきた』
『約束を守らなかった』
など些細なことのようです。
参照:ANNニュース
小倉容疑者は、「自称エステ店経営」ですが、とてもエステ店を経営しているようには見えません。
ネットで店も出てこないので、やっていたとしても、かなりマイナーな店だと思われます。
このような暴行を女性に加える暇があるということは、現在は流行っておらず、営業していないのかもしれません。
その、むしゃくしゃした感情を、この女性に向けたのでしょうか。
このふたりは、この女性に難癖をつけては5月18日までの約2カ月半、毎日のように暴行を加え、女性の顔はパンパンに腫れ、痛ましくて正視できないほどだったそうです。
数日かけてやっと口を開く
事件発覚のきっかけはコンビニ店員の通報でした。
今月18日、女性が自宅近くのコンビニを訪れた際、不審に思った女性店員が近所の交番に行き、「お客さんで顔を腫らした人がいます」と、相談し、それをもとに捜査員が女性を捜し出しました。
捜査の事情通によると、警察官が家に行ったところ、3人全員いたため、事情を聴きましたが、当初は女性に被害状況を聴いてもかたくなに口を閉ざし、何も話してくれなかったとのことです。
顔だけでなく、首や耳、足など全身に大ケガを負わされているのに、被害届も出してくれなくて警察も困り果てたようです。
明らかにおかしいということで、2人とは別の安全な場所に女性を連れて行き、数日間かけて「カウンセリング」を行い、ようやく何をされたか事情を聴けるようになったと語っています。
恐怖で支配され、一種の「マインドコントロール」をされていたのだと思われます。
女性は「怖くて逃げらなかった」と話しているということですが、コンビニ店員の機転でなんとか命だけは助かって本当によかったです。