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要点をざっくり
- 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が、女子アイスホッケーチーム御影グレッズ(北海道清水町)のスポンサーになると宣言しました。
- 御影グレッズは、男性コーチによる高校生へのパワハラで、このチームのコーチや監督ら指導陣5人が辞任し、13人が退部を申し出ていました。
- スポンサーも降りため、チーム関係者が高須院長が代表を務める「かっちゃん基金」に、救援を要請するメールを送信していました。
高須院長女子アイホチームのスポンサーになる
パワーハラスメント問題でチーム存続の危機に直面していた女子アイスホッケーの強豪「フルタイムシステム御影グレッズ」(清水町)が、美容外科国内大手の「高須クリニック」(高須克弥院長)とスポンサー契約を結び、再出発の支援を受けることが明らかになりました。
赤→御影
— 遥香 (@sotwf_ih) 2016年3月13日
青→SEIBU
ちょっと小さいか。#アイスホッケー #全日本女子 #フルタイムシステム御影グレッズ #SEIBUプリンセスラビッツ #札幌市月寒体育館 pic.twitter.com/9ytmoTmSUX
全日本女子アイスホッケーの決勝です
チームは30日、帯広アイスホッケー連盟に「高須クリニック御影グレッズ」として登録申請を行い、受理されたました。
一連の問題で、御影グレッズでは指導陣全員が解任され、選手も大量に退部しています。
これまでのスポンサー企業の撤退も決まったことから、チーム関係者の宮崎慶秀さん(NPO法人町アイスホッケー協会理事)が、高須院長が代表理事を務め青少年らを応援する一般財団法人「かっちゃん基金」に救援を要請するメールを送信していました。
30日に高須院長から直電‼︎
30日夜に高須院長から直接宮崎さんに電話があり、「僕がスポンサーをやるから心配するな。すぐにクリニックのロゴ入りユニホームを作ってほしい」と発注があったということです。
同日は、帯広連盟によるチーム登録の申請最終日でもありました。
高須院長は、「降りたスポンサーがスポンサーのロゴつきのユニホームの使用を止めてくれと言ってきたって 高須クリニックのロゴ入りのユニホーム発注なう」
とTwitterでツイートしており、前のスポンサーにロゴ入りのユニフォームの使用をやめるように御影グレッズがいわれていたことを明かしています。
降りたスポンサーがスポンサーのロゴつきのユニホームの使用を止めてくれと言ってきたって┐(‘~`;)┌
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年5月31日
高須クリニックのロゴ入りのユニホーム発注なう
御影グレッズでパワハラ 中高生に暴言、指導陣解任 女子アイスホッケー強豪 日本連盟調査 https://t.co/JRcrkZMva9 #Yahooニュースアプリ
僕がスポンサーをやるから心配するな なう
高須院長は30日夜に、ツイッターで「スポンサーが降りてしまい。御影グレッグチームの存続の危機だって。『僕がスポンサーやるから心配するな』と連絡なう」とチーム側に申し出たことを明かしました。
そして、「災難だったね。明日からかっちゃんがついてるよ。頑張りたまえ」とツイートしています。
スポンサーが降りてしまい。御影グレッグチームの存続の危機だって。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年5月30日
「僕がスポンサーやるから心配するな
」と連絡なう
御影グレッズでパワハラ 中高生に暴言、指導陣解任 女子アイスホッケー強豪 日本連盟調査へ(十勝毎日新聞 電子版) – Y!https://t.co/JRcrkZuTLz #Yahooニュースアプリ
アイスホッケー御影グレッグズチームプレーの関係者から救助要請メール。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年5月30日
災難だったね。被害者の選手たちは凄く気の毒だと思います。
「今からスポンサーやります」と電話。明日からかっちゃんがついてるよ。頑張りたまえ。 pic.twitter.com/vyxfl2UXpr
この言葉は、御影グレッズの選手にとってどれだけ嬉しかったか。
御影グレッズは再始動
御影グレッズは、昨シーズンの女子日本リーグ(スマイルジャパンリーグ)で国内トップ4チームによるAプールに参戦するなど、屈指の強豪として知られてきました。
同連盟によると、登録した選手は最低条件を満たす11人で、シーズン途中での追加登録は可能ということです。
今後は帯広連盟から北海道連盟へ、さらに日本連盟への登録手続きに入るとのことです。
新チームの代表には、古河電工(現日光アイスバックス)で8年間プレーした町御影の太田博樹さんが就任。
清水御影少年団や十勝ジュニア、幼児教室など、故郷で20年以上にわたって子どもたちへの指導に携わり、競技の普及活動に努めていました。
そして、御影グレッズの存続に向けて、最低条件を満たす選手を集めるのに奔走していました。
太田さんは取材に対し、「チームをもう一度立て直したい」と抱負を語っています。
それもこれも、高須院長のバックアップのおかげです。
高須院長は昭和大学アイスホッケー部の初代主将
高須院長は昭和大学アイスホッケー部の初代主将で、フィギュアスケート選手や大相撲力士、自動車レースなどを支援、東日本大震災などの被災地支援も行い、積極的に資金援助や社会貢献をすることで知られています。
いきなり昭和大学にアイスホッケー部をつくり、自ら初代主将になってしまったのだ。専門の指導者もいない中、高須克弥は一生懸命練習に励んだが、一番になるという夢は、思った以上に遠く険しいものだった。しかし、その夢を受け継いだ後輩たちは、2010年度東日本リーグ優勝という快挙を成し遂げたのだった。
学生時代 | 人間記 | 高須克弥プロフィール | 高須克弥記念財団
高須克弥記念財団HPより引用
この「かっちゃん基金」では、過去にリオ五輪に出場したナイジェリア代表に総額約4000万円を支援したことでも話題になっていました。
支援要請に「イエス!」廃部の危機 十勝清水の女子アイスホッケーチームに高須クリニック院長が名乗り(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース https://t.co/5kPKOQhRhi @YahooNewsTopics
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年6月1日
北海道の各テレビ局、新聞社もこの話題を取り上げ、今や北海道でもヒーローです。
私も一度、このチームの試合を見にきた「ナマ高須院長」を見れればな(ファンなので)と思います。
できれば、西原理恵子さんも一緒だと、なお嬉しいですが。
ファンなので。
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できれば札幌月寒体育館だと、家から近くていいのですが。
まあ、これはまだ先の話ですね。
まずは、御影グレッズが再建できてとても嬉しいです。