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要点をざっくり
- 名寄署は24日、窃盗と住居侵入の疑いで、名寄市西3南10、JR北海道の元社員で無職古草豊容疑者(37)について、3回目の逮捕をしました。
- 今回の逮捕は、4月に稚内の男性会社員のアパートの部屋に忍び込み腕時計など5万円相当を盗んだ疑いです。
- 古草容疑者は、名寄と稚内の間で乗務していて、「勤務の休憩時間にやった」と容疑を認めているということです。
JR北海道の元運転手3回目の逮捕
稚内の男性会社員のアパートの部屋に忍び込み腕時計など5万円相当を盗んだ疑いで、名寄署は24日、窃盗と住居侵入の疑いで、名寄市西3南10、JR北海道の元社員で運転士の無職古草豊容疑者(37)について、3回目の逮捕をしました。
古草容疑者は窃盗などの疑いでこれまでに2度逮捕され、今回が3回目の逮捕です。
参照:HTBニュース
古草容疑者は事件当時、名寄と稚内の間で乗務していて、「勤務の休憩時間にやった」と容疑を認めているということです。
警察では、さらに余罪がないか調べています。
名寄市と稚内市で「空き巣」
おととしから去年にかけて名寄市の住宅に侵入し、現金や通帳などを盗んだ疑いで、JR北海道の元運転士の古草豊容疑者が6月28日に名寄署に現行犯逮捕されました。
この時は、名寄市に住む男性の住宅に侵入し、現金10数万円と通帳などを盗んだ疑いでした。
そして今月9日に同署は、すでに住居侵入容疑で逮捕、送検されている古草豊容疑者を、住居侵入の疑いで再逮捕しています。
そして今回の3回目の逮捕は、稚内での住居侵入と窃盗容疑です。
古草容疑者は、当時名寄と稚内の間で運転士として乗務しており、勤務中の休憩時間に名寄市と稚内市で「空き巣」を行っていました。
JRの運転士が、勤務時間の休憩を利用して、休憩している土地で「空き巣」を行っていたというのは聞いたことがありません。
稚内駅と名寄駅
稚内駅と名寄駅は、特急列車で3時間弱、普通列車なら4〜5時間かかります。
参照:グーグルマップ
稚内駅と名寄駅の間は何もなく、同じような景色が延々と続きます。
(北海道にはありがちですが)
古草容疑者は、稚内市と名寄市で、休憩時間中に空き巣に励んでいたようです。
古草容疑者は、稚内市と名寄市を毎日仕事で行ったり来たりしていたので、警察も犯人を絞れなかったものと思われます。
犯行の動機については報道されていませんが、何かで借金でもしたのではないかと推測されます。
JR北海道は、古草容疑者を懲戒免職にしたようですが(ニュースで元運転手となっています)、勤務時間中に空き巣を行なっていたことが判明した以上、会社としても責任が問われます。
まだ謝罪会見等開かれていないようですが、本業の鉄道以外でも道民の信用を落としてしまいました。