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要点をざっくり
- 東京都目黒区で、継父と実母による虐待で亡くなった船戸結愛ちゃん(5)。
- 週刊女性が、祖父達に取材をしています。
- その中で、実父と祖父らの無念の思いが語られています。
曽祖父は自分を責めて泣く
週刊女性の記事によると、香川県内に住む結愛ちゃん(5)の実父方の曽祖父(72)と曽祖母(71)がテレビで結愛ちゃんのニュースを見るたびに、
「自分でお腹を痛めた子供をなんで助けなかった。報道を見るたびに何もできなかった自分たちを責める。結愛ちゃんの実家を訪ねたり、きちんと面倒を見ているか確かめればよかった。結愛に謝っても謝りきれない」
と自分たちを責めて涙を流しているそうです。
参照:JNNニュース
結愛ちゃんは「前のパパがよかった」ともこぼしていました。
結愛ちゃんへの虐待
東京目黒区のアパートで、船戸結愛ちゃんが虐待により3月2日に死亡した事件。
死因は、肺炎による敗血症で、継父である船戸雄大容疑者(33)、実母である優里容疑者(25)は警視庁に逮捕されています。
参照:JNNニュース
結愛ちゃんは、ほとんど外に出させてもらえず、ご飯も1日一食、粗末なご飯を与えられているだけでした。
そして朝の4時から毎朝自分で起きて、ひらがなの練習をさせられていました。
ママ、もうパパとママにいわれなくてもしっかりと じぶんからきょうよりか もっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるしてゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことしません ゆるして
きのう ぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす
これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめるので もうぜったい ぜったいやらないからね わかったね ぜったいのぜったいおやくそく あしたのあさは きょうみたいにやるんじゃなくて もうあしたは ぜったいやるんだぞとおもっていっしょうけんめいやって パパとママにみせるぞというきもちで やるぞ
「もうゆるして」結愛ちゃん虐待死で探偵が見抜いた一家の真実 – まぐまぐニュース!
まぐまぐニュースから引用
さらに、
「ふろをあらう」
「いきがきれるまでうんどうする」
など20項目にわたる「ルール」も課せられていました。
祖父が話す実父の気持ち「別れてから涙が出よった」
結愛ちゃんの実父方の祖父(43)は、
「雄大も優里も殺してやりたい。殺せるものなら殺したいよ。結愛が感じたのと同じかそれ以上の恐怖を与えてやりたい。どれだけ怖かったんやろうか。毎日そんなに恐怖が続いていたなんて・・・」
と語っています。
参照:フェイスブック
また、事件直後に結愛ちゃんの実父の息子さんと食事をしたと語っています。
息子さんは気を使って、父親には何も話さなかったとのことです。
しかし、以前に実父である息子さんは「結愛と別れてから涙が出よった」と話していたそうです。
ただ、実父がいくら結愛ちゃんを大事に思っていても、優里容疑者に男(雄大容疑者)ができて、会いにいけなくなったようです。
家族が東京に引っ越し、周りの目が届かなくなり虐待がひどくなっていきました。
結愛ちゃんの遺骨が納められた墓石には「行年7才」と刻まれています。
結愛ちゃんにとっては、人生はあまりに短く、虐待されている時間は、辛く長かったと思います。
このふたりの容疑者は、いまどんな気持ちでいるのでしょう。