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要点をざっくり
- 車を運転中に妻を何十回も殴り、死亡させた夫が逮捕された事件。
- 傷害致死の疑いで送検されたのは、札幌市豊平区の杉野敏一容疑者(49)です。
- 妻の志帆さん(23)は妊娠8ヶ月で、杉野容疑者の暴行により胎児も亡くなっていました。
杉野容疑者は身長180センチ以上で100キロ
傷害致死の疑いで送検されたのは、札幌・豊平区の杉野敏一容疑者(49)です。
参照:UHBニュース
杉野容疑者は28日の午前中、自分が運転する車の中で、妻・志帆さんの顔を殴り、死亡させた疑いが持たれています。
杉野容疑者は妻の志帆さん(23)と自宅を出た午前9時ごろから、自首するまでのわずか1時間ほどで何十回も妻の顔を殴っていたことが分かりました。
志帆さんは脳内も出血し、ダメージを受けており、警察官が車で発見した時にはすでに意識はありませんでした。
杉野容疑者を知る人は、身長は180センチ以上、体重は100キロくらいはありスキンヘッド。
参照:UHBニュース
同じマンションの住人は「お相撲さん」のようだったと話しています。
それに比べ志帆さんは小柄で、体格差がかなりあったということです。
2人は新婚で志保さんは妊娠8ヶ月
杉野容疑者の職場の元上司は、
参照:UHBニュース
「(杉野容疑者は)体格はいい。100キロくらいあると思う。9月か10月に出産で仕事を頑張らないと、と話していた」
と語っています。
志帆さんの死因は激しい暴行による外傷性ショックでした。
また志帆さんは妊娠8か月でしたが、胎児も死亡していました。
道警によると、胎児は志帆さんが殴られた影響で助からなかったということです。
杉野容疑者と志帆さんはことし結婚したばかりで、事件当日は生活に関する手続きのために区役所を訪れていたとみられています。
杉野容疑者は「カッとなってやった」と容疑を認める
事件当時、志帆さんは妊娠8か月。
もうすぐ父親になるはずだった杉野容疑者は、お腹の中にいた胎児の命まで奪いました。
警察の調べに対し杉野容疑者は「カッとなってやった」と容疑を認めています。
「9月か10月に(妻が)出産で仕事を頑張らないと、と話していた」杉野容疑者。
キレやすい性格のため、職場の上司と喧嘩をして無職になったようです。
杉野容疑者は警察に自首する前、およそ1時間にわたって数十回、志帆さんを殴っていたとみられ、志帆さんは脳内も出血し、ダメージを受けていました。
顔は判別できないくらい腫れ上がっていたということです。
キレやすいとはいえ「正気の沙汰ではない」
どんないさかいがあったとしても(今回は男女間の問題?)、人を死ぬまで殴るということは通常できません。
相手は、身長180センチ以上で100キロもあるので、そのパンチの破壊力は半端ではありません。
私も100キロ以上ある相手に、ボディーを空手の試合で殴られましたが、これが顔面にきたら死ぬなと思いました。
普通は、殴られれば身体が吹き飛ぶので、それ以上殴ることはしないと思うのですが、今回は車の中。
助手席に座った志帆さんの後ろは、椅子とドアとガラスです。
この大男の素手のパンチ一発か二発で、志帆さんの意識は飛びその後は意識もないまま脳出血を起こし、顔面がグチャグチャになっても殴られ続けたのでしょう。
そして、お腹の赤ちゃんまで・・・・・。
「カッとなってやった」ではすまされません。
DVで以前警察が来た時に「今後暴力は振るわない」と書いた杉野容疑者。
結局、心の中の暴力性には勝てず、ただの紙切れになってしまいました。
杉野容疑者が、心の底から反省する日はくるのでしょうか。