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要点をざっくり
- 今年6月24日に札幌市南区の路上で、女性グループに対して下半身を露出したとして警察官が逮捕・起訴されました。
- 起訴されたのは、北海道警苫小牧署の生活安全課巡査部長、山尾優太被告(26)。
- なんとこの露出狂の巡査部長の父親が、札幌中央署の署長だったというのです。(8月24日に他部署に異動)
南区下半身露出警察官は札幌中央署所長の息子
今年6月24日に札幌市南区の歩道で、下半身を露出し、自慰行為をした公然わいせつの疑いで逮捕送検された、北海道警苫小牧署の生活安全課巡査部長、山尾優太被告(26)。
山尾被告は、8月28日付で依願退職しています。
この事件ではさらに報じられていないことがあったと、週刊ポストが記事にしています。
山尾被告の父は札幌中央署の所長
山尾被告逮捕の8月7日の発表は、21時だったといいます。
こんなに遅い時間の発表は異例ということで、不審がった記者たちが調べたところ山尾被告の父親が、札幌中央署の署長だということが分かったそうです。
参照:札幌方面中央警察署
しかし、今後警察から情報をもらえなくなることを恐れたのか、親子であるという報道をしたメディアは「データマックス」以外ありませんでした。
山尾容疑者の父親は現役の道警幹部で、北海道警66拠点のうち最大規模の札幌方面中央警察署の「警視正」山尾博司署長です。
参照:札幌方面中央警察署HPより
山尾被告は26歳で巡査部長ですから、昇進的には普通ではありますが「私生活に問題あり」との噂が広がっていたということですから、普通に昇進するのは親の力なしでは難しかったのではないかと推測されます。
警察に入るのも、昇進も親の力があったから?かと思われます。
山尾被告の経歴と犯行
山尾被告は高校を卒業した2010年に北海道警に入職。
札幌北署を経て苫小牧署に勤務しました。
今回の下半身露出は、実家に帰った時に行われており、今年6月以外にも昨年の9月、12月にも同様の行為をして起訴されています。
山尾被告は、警察の調べに対して「数年前から繰り返していた」と供述しています。
6月の事件では、小学校前に車を止めて出てきたということで、小学校の低学年の女の子も目撃してしまったということです。
これが「トラウマ」にならなければいいのですが。
父親は8月24日に異動
道警広報は取材に対して「署員の親子関係は把握していない」「職員のプライバシーに関わることは回答できない」などとしていました。
しかし、8月24日に、山尾博司署長が「札幌市警察部長兼警察部参事官兼サイバーセキュリティー対策本部長」に異動になりました。
山尾署長は、昨年の3月に異動で札幌中央署の署長になったばかりであり、「事件を受けて目立たない役職に異動させたのでは」ともっぱらの噂だそうです。
週刊ポストの記者が父の博司氏を直撃すると「大変申し訳ないというだけ。それ以上のコメントはありません」と答えたそうです。
26歳の不肖の息子のせいで、今まで築いてきたキャリアが崩れ落ちたようです。