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要点をざっくり
- 新潟県警は3日、高速道路を時速175キロで走行したとして女性巡査(23)を書類送検しました。
- 送検容疑は7月4日午前7時45分ごろ、県内の高速道路で公用車を運転中、法定速度を75キロ超える時速で走行した疑いです。
- なんと、速度違反の理由は「寝坊」でした。
175キロで高速道路を爆走
産経ニュースによると、新潟県内の高速道路で7月4日、法定速度が時速100キロの区間を公用車で75キロ超過の時速175キロで走行したとして、新潟県警は3日、道路交通法違反(速度超過)の疑いで、同県警の女性巡査(23)を新潟区検に書類送検するとともに、同日付で戒告処分にしたと発表しました。
23歳女性巡査、寝坊で高速道を時速175キロで走行 オービスが感知 新潟県警 – 産経ニュース
寝坊をして公務の研修会に「遅刻」しそうになったのがスピードを出した理由ということです。
新潟県警によりますと、女性巡査は7月4日午前7時45分ごろ、法定速度を超過して高速道を走行し、速度違反自動監視装置(オービス)が感知しました。
女性巡査は同県内の警察署の地域課に勤務し、公用車には同じ署内の20代の女性警察官2人も同乗していました。
9時の研修会に遅刻しそうになり公用車をとばす・・とばしすぎ
女性巡査ら3人は、新潟市中央区の県警本部で開かれる研修会に参加するため、勤務する警察署から公用車で向かう予定でした。
しかし、女性巡査が寝坊したことで、3人は予定よりも遅れて出発。
女性巡査は午前9時の集合時間に間に合わせようと、同乗者が止めたにもかかわらず猛スピードで走行したということです。
女性巡査は、速度違反取り締まり装置が反応したため、研修会後、署幹部に自ら報告したとされています。
県警は、速度違反の理由について、「自分のせいで遅刻をしたら同乗者や研修会の参加者に迷惑がかかる。何としても間に合わせなければならないという一心で、速度を出してしまった」と話しているということです。
責任感が強いのか、スピード狂なのか分かりません。
それほど速度を出さなくても間に合ったと思うんだけど
この女性巡査は高速道路で75キロの速度超過ですから、違反の前歴は警察官なのでないでしょうから、罰則点数12点で罰金についてはこれから簡易裁判所で決まりますがおそらく10万円くらいでしょう。
免停期間は90日で、講習を警察署で受けなければなりません。
警察官内では有名になっているでしょうから、かなり恥ずかしいと思います。
新潟県は横に長いので、新潟市から遠いといえば糸魚川市とかになりますが、時速175キロを出せば1時間くらいで県警本部に到着します。
7時45分にこの数字を叩き出していますから、9時の集合時間には間に合ったと思います。
しかし、175キロも出さなくても間に合っていた可能性は十分あります。
公用車というのは、女性巡査から想像するのはミニパトですが、おそらく塗装をされていない見た目が普通の乗用車だと思われます。
おそらくクラウンあたりですかね。
公用車であれば、リミッターは付いているでしょうから180キロでリミッターが作動するはずです。
リミッターギリギリです。
県警は、女性巡査が勤務する警察署や速度違反の場所などを明らかにしていません。
県警の岡本義美首席監察官は「誠に遺憾で、県民に深くおわびする。業務管理と指導を一層徹底し、職員一丸となって信頼回復に努める」と謝罪しています。